FXトレードの『必殺の仕事人』は、いつも同じ事をやる。


書いている人:

わたしは子供の頃、水戸黄門や必殺の仕事人などの時代劇をけっこう観ていました。

いわゆる「勧善懲悪」「お約束」的な展開・・。

水戸黄門に至っては、「あの伝説の印籠」が登場する時間帯までも固定かと思うほどに同じくらいの時間帯に登場していたような・・。

いっつも一緒。何度見ても同じような展開。

わたしはけっこう、こういうお約束なモノも好きです。

現代では『安定の〇〇』という感じでしょうか。

FXの『必殺技』とは「いつもお馴染みの」安心安全なパターンです。

FXに必殺技があるとして

「新たな刺激」「未体験ゾーン」「続々と出てくる新技」こんなものは要りません。

というか、死にます。必ず殺られる技になってしまいます。

そうわかっているのに思わず手を出してしまう、とても危険なクセが(そして死ぬパターンが)わたしにはあります。

下降が200MAで反応しています。

フィボが云々という以前に、形状的に「ここが押目となるなら買いたい」ところ。

4時間足の200MAで2度バウンドしているので期待が高まります。

この日、朝の時点でのシナリオでは「買い一択」でした。

午後、なんだかきっちり上昇が止められているカタチを見て・・・。

「押目までちょっとだけ」少なくとも200MAくらいまでは下げるかなと・・。

売りでエントリーして、200MAを下抜けたところで25pips獲得できましたが・・。

あれ?下がらずに上昇していく??あれれれ??

あ、そうか。上昇が強いからグイグイ上昇しちゃうのか、と。

肝心の買いを逃してしまいます。

これは果たして「お馴染みの安心安全のパターンで勝った」といえるでしょか?

FXの『必殺技』とは「いつも同じ事をやる」練度と精度の高さです。

例えば自分がこのようなトレードをしたとして

「まぁ、とりあえず勝てたからいいや」と思うでしょうか?

このパターンでトレードしたとして、勝率は無いわけでは無いでしょう。

この売りを獲った後で買いも獲ったとして「万々歳」としますか?

1つには、このトレードには危険性がたくさんあります。

数pips下げた後で逆行して、グイグイ上昇していったかもしれません。

このようなトレードを何度もしているうちに、何度「死にトレード」になるでしょうか。

2つ目には、このトレードをやる必要性はあるのでしょうか?

元々は買いシナリオ一択であって、ちょっと早めに上昇して行ってしまったとはいえ、真剣に見ていれば買いで入れそうなところはアリそうです。

「買いでも獲れて売りでも獲れればいいじゃない」

「買いそびれた時のことを考えたら、売りだけでも獲れたんだからいいじゃない」

果たして、そうでしょうか?

獲得数量的な面でいえば、こんなリスクが有るところで獲らなくても他でやればいいし

「もっと手堅いトレードにロットを掛けられるように努力する」ことの方が、正しい努力だと思います。

ライフスタイルや自身の能力的にチャンスが少ないからといって、リスクの高い「勝率の低いトレードをわざわざやる」ことは、よくよく考えると自身の首を絞める結果になります。

結論的には「こういうところに手を出すから負けるんだよ」

そういうことです。

難しい、手強い相手を打ち負かすのがFXトレードの『必殺技』ではありません。