わたしは個人的にMT4が大好きです。
好き嫌いは別としても、フィボトレードを学んだり実際にトレードを行ったりする際には、MT4との付き合いはとても長く密接なものになると思います。
また、フィボトレードを学んでいくのであれば、MT4はmilk先生仕様の正しい設定で学んでこそ健全に行えるものです。
この先何千何万何億回もMT4を操作していくわけですから、少しでも効率の良い操作法を知っている方が、より時間を有効に活用できますし学びも深まることと思います。
たまには、正しく設定できているか、有事の際(クラッシュ等)にも対応できるかも含めて、MT4に目を向けてみるのも良いかと思います。
- FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4チャートセッティング
- FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4個別バックアップ。
- FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4操作系小技あれこれ。
- FXは、楽をして学習量を増やしましょう。
FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4チャートセッティング
いちばんの小技はチャートグループ
わたしがMT4に関して、知った事による影響が一番大きいと感じている事は『チャートのグループ機能』です。
左下に表示されているタブ(ここでは全てポンド円の他の時間足)すべてをセットで1つのグループとして保存できますし呼び出すこともできます。
保存したい状態に設定が完了したら「名前を付けて保存」で新たなグループが作成されます。
他の設定を作りたい場合は保存したい状態に設定をし直して「名前を付けて保存」でどんどん新たなグループが作成されます。
インジケーターの設定も何も全てが丸々新しいグループとして複製保存されますので、トレンドラインやフィボ等をチャート上で描いた状態でグループを作るとそれも丸々新しいグループとして保存されます。
使ってみればわかるのですが、全く同じ設チャートの組み合わせ(ポンド円で4時間1時間5分のタブ)でも何通りかグループを作っておけば「CSでごちゃごちゃ書き込んでるグループとリアルタイムのトレードに使うグループ」に分けたり、CSでも「1年間通して進めている書き込みをとっておきたいけどランダムな日付でもやりたい」から別グループを作る。といった使い方もできます。
また、フィボの数値などのインジケーターの細かな設定もそれぞれに設定できますので、使いようによってはとても重宝します。
このグループをPCのローカルにバックアップできればもっと良いのにと思うのですが、多分できません。(わたしが知らないだけかもしれません)
何気につかえる、チャートの再表示
普段はほとんど使いませんが、いざという時に役に立つ機能が『チャートの再表示』です。
単純に、過去に表示したチャートを当時の設定のままに呼び出すことが出来ます。
誤ってチャートを消してしまったときに(モバイル環境のリモートデスクトップの時にたまにやらかします。画面が小さいので。)手軽に復帰できるので個人的には使えると思う機能なんですが、グループは関係なく当時表示していた時のまま再表示されますし、呼び出す名前が「通貨ペア+時間足」でしかないので「どこのグループ用の設定のチャート」なのかがワケワカラナイという難点はあります。
これに関しては、後述する「チャートごとのバックアップ」を頼った方が良いと思います。
FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4個別バックアップ。
MT4はチャートやインジケーターの設定をバックアップ(PCにファイルとして保存)できます。
チャートのバックアップは種類ごとに細かく正確に
自分にとっての定型チャートとして保存しておく使い方もアリですし、現時点のバックアップとしての保存としてもアリです。これはぜひ細かくバックアップすべきと思います。
PCの不調などによるイザという時用にも使えますし、PCの引っ越しをするときにも使えます。
また、荒技としては、CSなどで書き込みが相当ごちゃごちゃになった時「チャートの画面上で右クリック→定型チャートをクリック」のこれだけでまっさらな新しいチャートになるので瞬殺で事が済みます。
注意すべきところは、チャートをバックアップした時「使っているインジケーターの設定や描画も完全に再現される」です。
インジケーターの設定が丸々バックアップされますし、チャートに描いたトレンドラインやインジケーターの全てが丸々再現されるので「ポンド円1時間CS用」とか「ポンド円デモトレード用」というように、個別にしっかり作りこんで(全部同じ仕様で使う人は時間足ごとで良いと思いますが)きれいに保存しておくことで
『PCが壊れようがどこに行こうが「秒」で最上の学習環境を復元する』ことが出来るようになります。
またはこれを利用して、CSなどをある期間やった時点でチャートを丸々バックアップしておくという使い道もアリなのかもしれません。
インジケーターのバックアップも忘れずに
インジケーターの設定も保存・復元が可能です。
STAMPのような多彩・多様な書き込み機能が重宝するようなインジケーターの設定は、自分にとっての基本セットをバックアップしておいた方が無難ですし、用途によって打ち込む文字列のパラメータを使い分けることも容易になります。
FXは楽をして勉強時間を確保するべし。MT4操作系小技あれこれ。
CtrlキーとかShiftキーとか
よく使う(?)ところでは、コントロールキーを押しながらトレンドラインやフィボナッチ系のインジケーターをドラッグすると、そのまんまのコピーができあがります。
トレンドラインはよく使いますが、フィボナッチリトレースメント等は実際に使ったことはありません。
トレンドラインをShiftキーを押しながらドラッグすると傾きを維持したまま伸ばすことが出来ます。
これは目印的にトレンドラインを水平線として引っ張る時によく使います。
ローソク足のコマ送り的な
先日の座談会でちょっと話題に出た機能(?)ですが、F12 キーを押すとローソク足を1コマずつ進めることが出来ますが、Shiftキーを押しながらF12 を押すことで1コマずつバックすることが出来ます。
需要があるかと言われれば謎ですが・・(笑)
インジケーターの効率的な削除など
STAMPのような書き込みを多用したり、インジケーターが幾重にも重なっていたりすると削除できなかったり(削除しにくい)一つずつ消すには多すぎるときがあります。
「表示中のライン等」の「表示」を使うと該当するインジケーターに即時に移動できますし、チェックボックスを入れると該当するインジケーターが選択状態に変わるので狙い撃ちして削除したりできます。
また、ソートしたり、コントロールキーやシフトキーでまとめて選択して削除することもできるので、全消しではないけど大量にチャッチャときれいにして勉強を続けたいという時には重宝します。
チャートの最大化と元に戻す
チャートを最大化(全画面)したり元に戻す(わたしの場合は3画面化)する場合、一般的には「各ウインドウの最大マークやバツマーク」をクリックして切り替えますが、左下のタブをダブルクリックすることによって切り替えることが出来ます。
これは、PC環境で操作する時にはあまり便利には感じないかもしれませんが、リモートデスクトップをスマホやタブレットで操作する時には絶大な安心感と便利感があります。
マウス操作ならそれほどではありませんが、タッチペンで操作している時に全画面を切り替えようとすると、しょっちゅうチャートを誤って消してしまうという事件が発生するからです。
FXは、楽をして学習量を増やしましょう。
学習をするにあたっては、楽な方法や簡単な方法があるのであれば、どんどん取り入れていくべきだと思います。
限りある時間の中で、少しでも自分の脳に「良い負荷」をたくさんかける為です。
大変な思いをした分、大変な分成長するというのは誤りですので、どんどん「良い内容の工夫」を取り入れて、今日もまたがんばりましょう!