FXでエリオット波動をどのように有効利用し、勝利に繋ぐか

FX勉強会の週間解説動画で時折、(参加者に対し)先生が言われる事があります。

「エリオット波動の数え方がおかしいでしょ」と。(大体指摘されるのは始めたての人が多い)

エリオット波動は(要点を掴みさえすれば)簡単なもの。

簡単なもの…なのですが、どのように使うかで勝率がガラっと変わります。

今回はそれを復習を兼ねて振り返ります。

FX エリオット波動の定義

先生のブログ等で何度も解説がなされている為簡潔に。

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大き目の上昇・下降を始点として、そこから波を数えます。

直前の上昇・下降に対し、戻しが38.2%以上あれば、違う波としてカウントします。

(1波の後、戻しが38.2%まであればその戻しを2波とする)

それを5波まで数えるだけ。簡単ですね。

簡単故に、数えようとすればどこでも数えられてしまう。

そのため、エリオット波動は使い方次第で有効に機能するか、しないかが変わってくるのです。

FXにおけるエリオット波動の誤った使い方

エリオット波動はどこにでも引けばいいというものではない

エリオット波動覚えたての頃にやりがち。

どこにでも、何にでもエリオット波動を書いてみたくなる。

こんな感じで。

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こんなに引いたら、チャートがグチャグチャして訳が分からなくなります。

実際にトレードを行う時は、エリオット波動だけでなく他のツール等も使うでしょうから、更に訳が分からなくなる事必至です。

そのためエリオット波動は「何のために数えるのか」が大事だったりします。

(後ほど改めてお話します)

明らかに各波の規模が違い過ぎる

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これは極端な例ですが、こんな感じで波を数えたとします。

これは頭の良いエリオット波動の数え方とは言えません。

1波~4波までに対し、5波が異様に長すぎる。

こういう時は寧ろ、もうエリオット波動を数える必要はありません。邪魔になるので。

他にも、1波が他の波よりも長すぎるパターンとか、挙げだしたらキリが無いです。

チャートはシンプルに。これが鉄則です。

(ただし例外はあります。例えば波のうちの「3波」は比較的他の波より大きくなりやすい傾向があるため、「3波」が継続しているような場合だとある程度許容できます。)

中途半端な位置から波を数え始める

セオリーとして、エリオット波動は出来るだけ高値(または安値)から数えます。

例えばこういう風に、理由なしに途中から波を数えるのは駄目です。

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これを許容すると、何処からでも波が引き放題になってしまいます。

FXにおけるエリオット波動の正しい使い方

だめな例を一通り紹介した所で、次はエリオット波動の正しい使い方について。

一言で正しい使い方、といっても色々ありますが、一番大事なのは「何のためにエリオット波動を使うか」です。

例えば今回は「トレンドの状態と、今後の展開を考えるために」エリオット波動を使用します。

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(1)下降トレンドが5波まで描き、強めの反発があったため終了したように見える。

エリオット波動の終了後は違う展開(トレンド転換あるいは勢いが停滞)になる事が多い。

そのため、この反発が出た時点で今後の展開がある程度想像できる。

(2)その強めの反発(これも上昇5波のような形状)に対し、戻しが5波のような値動きを付けて下げてきた。

直前の強い上昇に対し、戻しが波をつけて下げている。

下降の力が強い時は、こういう波を付けるような動きとはならない。

つまりは、下降の勢いが弱まりつつあるという事。

(3)前回安値まで到達する前に、下降を大きく否定するような上昇が発生。

今のところ大き目の反発なども特になし。

この上昇があったことによって、小さいほうのエリオット波動5波が確定。

また、最安値を抜ける事が出来なかったことと、この一連の動きが大きい目線で上昇2波終了・3波開始のような動きを付けている事から、トレンド転換の可能性が高まる。

また、上昇3波となれば、比較的浅めの戻しからの買いを行う事が可能である。

故にこれ以降は、買い目線となり、上昇の勢いに乗って行くトレードが求められる。

わかりやすくするなら、こうなります。

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FXは「値動き」を見るもの。

チャートのロウソク足の集合体「波」には意味があります。

その意味を紐解く手段の1つでもあるもの。

それがエリオット波動というわけです。

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