FXの学習において目的意識を持つ事は大事だ。
目的意識とは平たく言うと『何のためにそれを行うのか?』って事。
自分が所属しているFX勉強会ではまずデモトレードから始めることとされているがそれを例に挙げたい。
FX勉強会ではデモトレードから始める
FXをデモトレードから始める理由はいくつかある。
お金が掛かっていると儲ける事・勝つ事だけに目がいってしまいFXの上達に必要な『目先の勝ち負けから一旦離れる』行為ができなくなる。
デモトレードと言ってもリアルチャートと同じ動きをするので実生活の中での兼ね合いも考えなきゃならない。
本業の仕事、通勤時間、メシ、風呂、家族との時間、はたまた寝る時間などだ。
エントリーチャンスを掴むためにPC前を離れるときはスマホを持ち歩こうとか、FXの勉強時間を確保するために毎日1時間早起きしようとか工夫が生まれる。
FXのデモトレードを行う目的とは
「資金2倍トレーニング」って「目安」だからね。そもそもトレードスキルが未熟だったらデモでもリアルでもお金など増えていくわけがない。資金2倍トレーニング達成!じゃなくて、自分にどういう力がついたか、ってのを見なきゃいけないんじゃないの?
— 読みなよ。@FX勉強会 (@milk_1123_) September 1, 2019
言うなればFXのデモトレードとは『勝てるスキルを身に付ける場』である。
手法をきちんと理解しているか?
エントリールールは?
決済根拠は?
フィボナッチリトレースメント、フィボナッチエクスパンションの使い方は正しいか?
200MA(移動平均線)はどのような形状をしていると信頼度が高いか、もしくは低いか?
トレンドラインの引き方は正しいか?
など見るべき所はたくさんある。
それらを無視して今日は勝った~負けた~などやることに何の意味があろうか、いや無い(反語)。
FXのデモトレードをせずに座学に集中するのも1つの選択肢
上で挙げたようにデモトレードを実際にやってみて学ぶことは多いが全部ではない。
って言うかそれがきっかけで自分に足りないものが見える。
デモをやって「俺Aパターンの時のエントリーチャンスいつも逃がしてるなぁ。」って事に気づいたら過去チャートでいくつも事例を集めてみる。
納得いくまでデモトレードをせずに座学に集中する。
次に同じようなポイントが来た時取ることが出来ればそれは成長だ。
デモトレードを通じて課題が見つかる。座学をもってアプローチする。デモトレードで確かめる。そうやって1つずつクリアにしていく。
こういう事を大事にしていくとFXトレーダーとしての強さと言うかしなやかさみたいなものが育つんだろうなぁ。