FXで「難しく考えすぎる」ことなんてない。

FXで勝てない時期が続くと、難しく考えすぎるから勝てないのだと思ってしまうことがあります。

これは1割正しくて、9割間違いです。

1割正しいというのは、しっかりまじめに勉強している人が、あるきっかけでコツを掴み、結果としてシンプルな思考回路が出来上がる場合があるからです。

しかしそもそもFXは、素人が独学で頑張っても一生勝てるようにはなれないくらい難しいものなのです。

相場の参加者のほとんどは負けトレーダーです。

そんなFXが難しくないわけがありません。

難しいことを一生懸命考え続けた先に、勝てるFXトレーダーとしての未来が待っているのです。

FXトレーダーは、常に複数の可能性を考える

f:id:grnble64:20190825100843p:plain

例えば、相場が画像中の赤線のところまで来ていたとします。

  • まず、直近の上昇の勢いを考慮しながらエリオット波動を使って波を数えれば、現在上昇3波の可能性があるので、このまま戻しがない状態が続くのなら高値を超えてくる場面で買い。
  • または、下側にトレンドラインを引くことができるので、そこまでレートがゆっくり複数の波を付けて降りてきて値動きが停滞し、上を向いたら買い。
  • あるいは、全体的な下降の重さを見ながら、トレンドラインを下に割るとするなら戻しを待ち、その形状が上昇の勢いの弱いものであれば売りを検討する。

というように、複数の可能性を予測しておきます。

しかも、相場は時間が進むにしたがってどんどん決定していくわけなので、常にチャートを見ながらそのシナリオを修正・選択しながらトレードを考えていく必要があります。

またこの相場では、大きな下降トレンドの中である程度上昇した先っぽであり、トレードするには少々リスクが高いということも考慮しておかなければなりません。

以上のことをすべて頭に入れつつ、リアルタイムで値動きを見ながら自分の立てたシナリオと照らし合わせて適切なエントリーをする。

これがFXトレーダーのやるべきことです。

これらを「難しく考えすぎない」などと言って1つの可能性しか考えていなければ、思考が強く偏ってしまい、トレードで勝つことは逆に難しくなると思います。

FXトレーダーは、値動きの意味を考える

難しく考えすぎないようにするトレーダーが陥りがちなのが、インジケーターのような機械的でわかりやすいものだけを見てトレードしようとすることです。

一目均衡表の雲が云々、移動平均線のゴールデンクロスが云々と言って機械的にトレードしたり、挙句の果てにはMACD、RSI、ストキャスティクス等々、値動きを全く見ないでインジケーターの数値だけ見てトレードしたりします(過去の私です)。

そのような思考停止でルール(のようなもの)だけ守っていれば勝てるほど、FXは甘くないです。

相場は、値動きでできています。

チャートに表示されるローソク足の集合体が、最も確実で情報量の多いものなのです。

移動平均線などのインジケーターは、値動きの意味を考える補助的なものとして参考にするだけで良いのです。

f:id:grnble64:20190825100855p:plain

代表的なのが上のような相場です。

一瞬レートが下がってきたのですが、すぐに切り返して高値まで上昇しています。

これは一度下を試したのが、結局失敗して直前の高値で売った人がすべて撤退したと考えることができます。

つまり、上昇の力が強いときに起こりやすいチャートの形状です。

このように、まずは値動きそのものの意味をしっかりと吟味した上で、インジケーターなどのツールを軽く添えていきます。

f:id:grnble64:20190825100910p:plain

まず、最安値からフィボナッチリトレースメントを当ててみる。

すると、FR38.2の値がある。

f:id:grnble64:20190825100918p:plain

200MAを表示させてみると、最初に抜けていくときに200MAに乗っかって実績を作っているところに再度乗っかってきたところだとわかる。

複数の根拠も揃っているところでこの値動きが発生したので、この上昇には意味があり、上昇の力が強まっていると考えられる。

こうやって一つずつ丁寧に考えることでしか、勝てるFXトレーダーになるための道は開かれないと私は思います。