FX初心者脱却のための「エントリーポイントに関する考察」

最近になってようやく良いエントリーポイントがどういうものか少し理解できるようになってきました。

というのも、今までは検証作業(ケーススタディ)をやっていても手当たり次第にエントリーできそうなポイントに矢印を付けていたのですが、先生の動画や勉強会の参加者の方のトレードを拝見して何が重要なのか考え続けた結果、二つの結論に達したのです。

良いエントリーポイントは「上位足の根拠が重なっている」

良いエントリーポイントは上位足の根拠が重なっている。

当然じゃないかと。

でもこれ、本当に大切なことなんです。

上位足の根拠というのは、その字面以上の意味を持ちます。

解説が長くなりそうなので大事なことだけ先に言っておくと(もちろんそれだけでは全然足りませんが)「上位足(1時間足)のチャート分析が第一で、5分足はそれを用いて細かいタイミングを計るために使いましょう」ということです。

今週のポンド円相場

例えばこの相場。いつも通り今週のポンド円です。

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上の画像は1時間足なのですが、赤丸で囲っているところ付近ではどのようにトレードしようと考えるでしょうか。

素直に相場を見れば、強い下降トレンドで、久々に200MAまで戻ってきたところなので止まったら売りたいところです。

実際、その後の相場では200MAに綺麗に止められて少し(といっても100pipsくらいありますが)下降しています。

しかし5分足しか見ていなかったらどうでしょうか。

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これはどう見ても上昇が強い形。

ある程度戻したら買っていきたい。

どこで買うかと言ったら、安値切り上げてきてトレンドラインも引けるところ……。

……5分足ばっかり見ているとこういう事が起きるかもしれません。

ここで1時間足も見てみると、200MAに綺麗に抑えられているのがわかります。

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ということは、先の買いポイントは1h200MAという強固な壁(強固なのは200MAだからということではなく、実際にレートが抑えられている実績があるから)に向かって買っていることになり、跳ね返される運命にあると考えるのが自然です。

そう考えれば、ここで買うのは控えようということになります。

「買いでなければ売り」というわけでもない

「だがしかし、だからといって直前こんな急上昇があったのに売ってよいのか」

そう思うならトレードしなければ良いのです。

私も売りはトレードしにくいと思ったので200MAからもっと離れたところからの買いの方を考えていました。それについては次項で述べます。

とにかくここで買うのは違うということです。

私も以前は勘違いしていたのですが、FXにおいては「買いでないところは売り」ではないのです。

「買いでも売りでもないところ」というのは存在します。

この相場ではたまたま「買いでないなら売り」が正しかったかもしれませんが、この考えは安易なドテン売買を招きます。

そうなったら口座破綻まで秒読みです。

良いエントリーポイントは「上位足の相場の流れに乗っている」

これはつまり、「相場は上昇と下降を繰り返しながら波を描く」というのを理解するということです。

これも至極当然なのですが、私は理解するのにかなり時間がかかってしまいました。

実際の相場を使った解説

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先の相場を例にとります。赤丸で囲ったところを見てください。

直近の急上昇の後の戻しで、ここで止まったら買いたいところです。

しかも200MAからある程度離れてきていて、上から抑えられる様子もありません。

当然、買いです。

しかし、これも5分足だけ見ていては判断できません。

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直近で下げてきているように見えるし、下げた後も戻しがなく(もしかしたら)下に抜けていくのかもしれないと考えてしまう可能性があります。

(「かもしれない」だけなので、明らかに止まっているじゃないかというツッコミはなしです笑。)

やはり1時間足での分析とは異なる結果になってしまいます。

この問題を解決するのが、「上位足の流れに乗る」ということです。

もう一度1時間足に戻って考えます。

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直近の値動きを観察してみるとわかるのですが、上昇と下降が一定のリズムを取りながら繰り返されています。

ある程度上昇したら下降し、また上昇が始まる……という風な感じです。

そう考えると、先ほどの場面は下降の波(「下降のフェーズ(番、ターン)」と考えるとわかりやすいかもしれません)が終わってしまったところだということがわかります。

時間が経っても下げていかない、というのはまさにこういう場面です。

適切なエントリータイミングを捉えるために

以前の私は、エントリーのタイミングを掴むのが物凄く苦手でした。

環境認識の方向性は合っているのに、正しいタイミングがわからずいつも変な(不利な)タイミングでエントリーしてしまっていました。

しかし、この考え方を使えば適切なタイミングを捉える力が格段に上がるということに気付いたのです。

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良くない例として紹介した画像の青丸のポイントは、波のリズムを考えると少し早すぎます。

上昇→下降→上昇という一連の流れを描くのが自然なのに、そこから上昇すると思って買うということは上昇したのにまたすぐ上昇するという歪んだ形を想定することになってしまいます。

それよりも、画像の赤丸の箇所の様にしっかりと落ち着いた水準まで時間をかけて戻してからの上昇を買った方がよっぽど自然です。

またこの場合だと、直近の上昇が結構なキツさなのでそれを調整するための戻しに長めの時間がかかることも考えられます。

そういうのもひっくるめて自然な流れに逆らわずに乗っていくと、適切な(マトモな)トレードができるようになるのだと思います。