FXトレード中のメンタルを改善できるのは、「正しいチャート分析」だけ。

FXの世界では「メンタルが大事」と言う考え方がはびこっています。

しかし、これは大きな間違いなのです。

メンタルというのは全くFXトレーダーとしての技術には関係がありません。

実際の原因は他のところにあるのにも関わらず、メンタルのせいだと言って逃げてしまっているだけなのです。

今回は、その根本原因の改善に関してのアイデアを発表します。

FXトレーダーのメンタルがもたないのは、枚数が大きすぎるから。

メンタルがもたない原因の一つに、枚数が多すぎるからというのがあります。

これは私の所属している勉強会の先生がいつもおっしゃっていることで、枚数が多い=つまりリスクが大きすぎるために正しい判断ができなくなるというものです。

しかしこれは実弾でトレードしている方対象であり、少し上級者向け(つまり、勝てている方向け)の内容なので今回は割愛します。

FXトレーダーのメンタルがもたないのは、シナリオの想定が不十分だから。

ここからが本題です。

2つ目の原因は、シナリオの想定が不十分だからというものです。

例えばこの相場。

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この時点で相場を見たと考えたとき、どのくらい多くのシナリオが想定できるでしょうか。

まずパッと見て分かるのが、週明けに大きく買いが入って窓が開いていると言うことです。

これは買いの力が強い時に見られる現象で、これを見ると売りがそこまで強くないということがわかります。

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つまりこの時点で考えるのは、「どこで買うか」と言うことであり、逆に考えれば売りについてはシナリオ外だと言うことができます。

そして次の場面。

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大きく下降してきました。

ここでシナリオをしっかりと想定できていないと、大きく下がったことにつられてブレイクで売ってしまったり、下りきったところで安値掴みをしてしまったりします。

しかしシナリオをしっかり想定できていれば、シナリオ外の値動きだということでいったん様子を見て、その後、この下降を判断材料にして「戻したら売る」というシナリオを再構築することができます。

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次の場面に移って、こちらの例は私が実際に行ったトレードです。

この場合でもシナリオを想定して考えてみます。

私が相場を見たのはこの時点ですが、まず目立つのが直前の動きです。

大きく下降した後に戻しから売っていこうとしたのですが、いくつも波をつけて、安値を抜けられないような動きになっています。

これは下降の力が弱い時に見られる形で、実際にこの下降を一気に戻す力強い上昇がその後発生しています。

つまりこの時点で立てられるシナリオは、「買いの力が強いため、この後戻しがあまりないようであれば買っていこう」というものになります。

逆に売る場合も想定しておきます。

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売りができる状況になるのであれば、この上昇が一気にがくっと戻されるはずです。

そして、その後の戻しを待って売ったりします。

しかしこの相場では、上昇した後に上のほうでウロウロしてしまっているため、売りはできないということになります。

このように買いと売りの2種類のシナリオをしっかりと想定しておけば、中途半端なところで手を出す心配もなくなるし、迷いがなくなった結果、メンタルも安定してトレードすることができるようになります。

FXトレーダーのメンタルがもたないのは、正しいエントリーポイントでトレードしないから。

3つ目の原因は、正しいエントリーポイントで入らないから、というものです。

これは至って単純な理由で、変なところでエントリーをするとその後のもみ合いに巻き込まれてストレスが溜まるというものです。

これがいわゆるメンタル崩壊につながっていきます。

先生がよくおっしゃっているのは「エントリーポイントが全て」だということです。

今回のようにしっかりと勢いのある陽線でエントリーをすれば、そのまますっと伸びて行くのでかなり落ち着いてトレードをすることができます。

つまりメンタルがもたないというのは、その人のトレード技術の未熟さによるものと考えられます。

私も失敗トレードの反省の際に「あの時どうしてこんな変なトレードをしたのだろう」と思うことがありますが、その時を振り返ってみると「必ず」トレード分析に不備があります。

結局、メンタルが弱くてトレードがうまくいかないと言う事は全くの幻想であり、トレーダーとしてやるべき事は「トレード技術の向上に集中すること」しかないということです。