FXで過ちを犯したとき、メンタル強化より先ずすべき事

FXって本当に難しい。

リアルタイムで相場を見ていると、気を付けていても余計な事をしてしまう時がある。

余計な事と一言で言っても色々あります。

ビビリ損切り・利確、途転、ナンピン等々。

そういう失敗って、メンタル強化(トレーニング)で解決するのでしょうか。

答えは否です。

FX勉強会において「メンタル強化は不必要なものである」と言われています。

メンタル強化なんかよりも、先にやるべき大事なものがある。

FXでのメンタル強化は「逃げ」である

まずは段々恒例になってきた私の失敗を披露します。

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FXポンド円4時間足。

誰がどう見ても明らかな下降相場です。

下降の力が強く、安値も次々と更新。

直前の戻し(上昇)もすべて無かった事にされています。

ここまで下げが強いが、この下降の一先ずの到達点は何処だろうかと考えます。

前回相場は上昇トレンドだったため、フィボナッチリトレースメントを当てます。

すると、真下に「61.8」の数値がありました。

そのため「とりあえずそこまでは下げるのではないだろうか」と考えられます。

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FXポンド円1時間足。

殆ど4時間足と言える事はだいたい同じですね。

しいて言うなら、フィボナッチエクスパンション161.8が、上から反応後、潜って下からタッチし、下げている。

ロウソク足の実体が1時間足だといい具合に161.8に重なっているためわかりやすい。

この形というのは結構ありがちで、これ1つで明確な根拠にはなりませんが「更に下げて行きますよー」という目印の1つです。

また、直前でやや長い陰線により安値更新しています。

どれだけ下降の力が強いかわかりますね。

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FXポンド円5分足。

強い下降の後、戻しのエリオット波動5波が数えられる形状。

しかも下降のリトレースメント61.8でピタリと止まっている。

なおかつ未だ4時間足レベルの目的地(水平線)には到達していない。

その他複数の根拠が重なるポイントの赤矢印でエントリーし、16pipsほど取りました。

これが今回の冒頭で説明した「余計な事」をしたトレードです。

「利益になってるし、何がいけないのかわからない」という人もいるかもしれません。

順を追って説明します。

まず私は、先ほどの流れで環境認識をし、エントリーを行いました。

順調に下げて行きましたが、20pips到達する前にやや長めの陽線が出ました。

普通であれば、この程度の陽線気にも留めません。

しかし、少し前の相場にて「20pipsに満たずに反転し利確を逃したこと」が脳裏をよぎりました。

なので念のために「下側の抵抗となるものは無いよな?」と相場を見返してみる事に。

すると、日足レベルでのエクスパンション161.8があるではないですか。

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しかも、水平線を引いてみると、5分足で露骨に効いている(ように見える)。

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「うわ…ここでエントリーするの間違いだったかな…」と焦りはじめ、今まで考えていた環境認識が頭からすっぽ抜け、20pipsという最低ラインまで満たさずにビビリ決済。

そして、FX勉強会の皆はどんなトレードをしたんだろうと報告を見ていると、私と同じポイントでエントリーし、20pips以上の利益を出している方々がたくさんいました。

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「あ、このポイントって間違いじゃ無かったんだ」とほっとすると同時に「何で余計な事したんだろう」と自責の念に駆られました。

ここで「あ、私ってメンタルが弱いのか…じゃあメンタル強化しよ」と考えてはいけません。

「FXは理詰めで考えなさい」と先生はよく言われます。

メンタル強化は理詰めとは言えない。単なる逃げです。

この失敗を踏まえ「じゃあ、どうするか。」それが大事。

メンタル強化より先に「どうすればまた同じ過ちを繰り返さないか」

今回のトレードで良かった点、悪かった点をまとめ、それを踏まえて対策を考えます。

<良かった点>

1.環境認識とエントリーポイントが良好。

2.事前の利確ポイントも的を得ている。

先生の週間解説動画にて確認しましたが、環境認識の間違いはありませんでした。

また、今回私が売りを行った所は「良い売りのポイント」という説明がありました。

しかも、利確ポイントについても同じ理由から「そこまで取って良い」とのこと。

<悪かった点>

1.事前に考えていた環境認識と利確ポイントをツール1つで捻じ曲げた。

2.日足レベルのエクスパンションを5分足に適用した。

私が気にしていたエクスパンションは先生は引いてすらいませんでした。

という事は重要度が低いエクスパンションであったという事。

また、これは自分でふと気づいた事ですが「日足レベルのエクスパンションを5分足に適用する」のは問題だと感じました。

<対策>

・フィボナッチエクスパンション等の重要なツールについては、環境認識時点で出来るだけ洗いざらい見落としが無いか考えておく。

・大きな時間足のツールや根拠はその1つ小さい時間足で「効き」を確認したうえで使用する。

FXでメンタル強化を勧めてくる人はヤブ医者さながら

メンタル強化というものはそもそも、見当違いな対処法です。

例えば、腰から来ている足の痛みなのに、足が痛いからと言って足に湿布をするような感じ。

一時的に痛みは和らぐかもしれないが、結果的には殆ど意味をなさない。

「余計な事をしてしまう」から「心が痛い」、「心が痛い」から「心を鍛えよう(メンタル強化)」という風になってしまっている。

何故「余計な事をしてしまう」のか、そこに焦点を当てなければ、一生完治しないわけです。

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