FX手法「窓埋め」はなぜ勝てないのか。だったらどうすれば良いのか。

「窓埋め」といえば、おそらく最も有名なFX手法じゃないだろうか。

窓埋めが人気な理由は、誰でも簡単に理解できて、何も考えなくともトレードできるからだろう。

でもちょっと待って欲しい。

窓埋めって本当に勝てるのか??

ろくに勝てるかどうか検証もせず、噂だけで「窓埋めは勝てる」と信じることほど惨めなものはない。

結論から言おう。

窓埋めは勝てない。

しかし、窓には意味がある。

それがわかれば、窓開けから週が明けた時の対応も見えてくる。

窓開けの本当の意味と「窓埋め」が勝てない理由。

大きく下に開いた窓は、売りの力が強い証拠になる。

僕の所属している勉強会の人なら誰もがわかっていることだが、FXのチャート分析では「値動きの意味を考える」ということが一番重要だ。

www.milk-fxtrader.net

では、窓開けの意味とは何だろうか。

少し考えてみる。

例えば先々週のポンド円では比較的大きめに窓が空いた。

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果たしてこの後どうなったか。

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(当然、)窓は埋まらずに下降していった。

それはどうしてかというと、下に大きく開いた窓というのは「売りの力が強い」ということを表しているからだ。

というのも当たり前のことで、窓が開いてレートが下の方に下がったということは、それだけ売りが入ったということに他ならないからだ。

下向きの窓は「陰線1本」だと考えれば良い。

どうしても納得できなければ、下に開いた窓を大きな1本の陰線だと考えれば良い。

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こうすれば、絶対に窓埋めなんかする気にもならない。

直前の上昇を半分以上一気に戻しているわけだから、ともすれば戻しから売ろうかという気にもなる。

他の場面も見てみる。

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これは先週のポンド円だ。

先日ノリヒロさんが紹介したポイントと同じ所。

www.fx-fibotrade.net

考え方はさっきと全く同じである。

まず、週明けの窓で週末の上昇分を全て戻す売りが入ったと考える(間違っても買ったりしない)。

その後のチャートを見ても、全然上昇していかない。

それを見ていれば、この場面はどう考えても売りだということがわかる。

実際には環境認識をしてもう少し根拠を集めたりはするが、少なくとも買って良い状況ではないことは5分足だけ見ていてもわかることだ。

窓が開いた方にエントリーすれば良いってことではないよ。

それなら、窓が開いた方にエントリーすればいいんじゃないかって?

それも違う。

さっきも述べたが、一番大切なのは値動きの意味を考えることだ。

何も考えずに勝てるような都合の良い手法は存在しない(「進研ゼミ」だってそれは同じ)。

それとも、勝率50%を超えていればお金は増えていくんだから窓埋めは勝てるって?

だったら実際に窓埋めトレードをやってみればいい。

ただでさえ週明けしかエントリーできないんだから、2週連続で負けたりなんかしたら絶対に怖くてそれ以上トレードできないはずだ。

それだったら真面目に値動きを見て勉強する方がよっぽど良い。

「正しい手法」を「正しい学び方」で勉強すれば、ほとんど負けることはなくなるんだから。