利食いの話。「利を伸ばす訓練って必要?」専業FXトレーダーの言葉

FXトレーダーが悩む「利食い」について。

これね、実はちょうど面白い話があるんだよ。

僕のFX勉強会の参加者から届いたメールと、昨日参加した座談会での話と。

すごく面白いから紹介するね。

利食いに関して、FX勉強会参加者からのお便り

全文紹介する。

長いので、読んでほしい部分は赤文字にした。そこだけでも読んでね。

利食いについて。

milkさんへ

いつもお世話になっております。

今月残りは都合によりトレードができないため、3月のトレード結果を報告させていただきます。

3月の結果は +404.8pipsでした。

2月に、150pipsという人生ではじめての三桁で着地となりすごく嬉しかったのですが、今月はもっと嬉しかったです。

3,4月は仕事が繁忙期になることがわかっていたため、見られるときにとりあえずエントリーしてしまうような記念受験トレードだけはしないようにと心がけていました。

反省点として挙げたいことがあります。

3月の前半は「利を伸ばすこと」に躍起になっていました。

自分と同じようなところでエントリーした人が、よりたくさん取っているから見習わなければ。

今月はエントリー回数が少なくなりそうだから、1回のトレードでできるだけ多く取らなければ。

そう思って、ただ闇雲に保有し続けていました。

利を伸ばすつもりが建値決済になったり、挙句の果てに損失になったり、何のために苦しい思いをして保有しているのかわからなくなっていたときにmilkさんの「利を伸ばす訓練っている?」という言葉を見てハッとしました。

冷静になってそれまでの自分のトレードを見返してみたら、「いっぱい取りたいからFE161.8まで我慢しよう」「とりあえずまぁ~前回安値に損切を置いておくか」というような、相場の値動きをほとんど無視した、自分勝手なことばかりしていることに気づきました。

そのことに気付いてから、利確や損切だけではなく、朝にした環境認識通りにならないからボケッと見送るとか、TL・FR・FEがキチッキチッと効いていないと気が済まないとか、いかに自分が相場を無視していたか初めて自覚することができました。

値動きの意味を考える、という“意味”を考え出してから、「ここはどう考えても伸ばすところじゃないでしょうよ」「ここは明らかに上に行こうとしてるじゃんよ」など自分へのツッコミが捗り始めましたし、これまで動画解説を見ていてもしっくりこなかったところが「そういうことだったのか!!」とびっくりするくらい入ってきて、ブレイクスルーのきっかけを頂けたと思っています。

ありがとうございます。

ようやくわかりはじめた段階ですので、値動きの意味を考えることもエントリーも利確も損切も、まだまだ下手で未熟ではありますが、4月は「足るを知る」を根底に継続して努力していきます。

『FXトレーダーが「利を伸ばす」ときの思考法』

また、レンジトレードを学ぶ努力をしたいと思っています。

「難しいと言うのは誰でもできる」「何がどうだから難しいのか、それを考えなければ意味がない」と、動画解説でmilkさんがおっしゃっていたことがまさに自分で、これまでレンジ中は「わからないからやらない」としていましたが、そういう脳死はやめて、きちんと考える癖を付けたいです。

FXをやっていて、3月も毎日楽しかったです。

4月も、よろしくお願いいたします。

利食いに関して、座談会であるFXトレーダーが言っていた

座談会にて

FX勉強会ではオンラインで喋れる「座談会」ってのがある。

誰でも自由に開催できて、誰でも自由に参加できる。

土曜日の夜が一番「熱い」。

まだやってるのかな~、って僕は夜中の0時くらいにアクセスしてみた。

そしたらね、まだかなりの人数が残っていたので僕も2時間ほど参加した。

利食いについて、ちょっと考えさせられる内容だった。

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ハムさんの話

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勉強会にハムさんって人がいて、ちゃんと勝ててるトレーダー。

3ヶ月ぶりに座談会に参加したらしい。

たくさん喋りたいことがあったらしく、ハムさんの独演会みたいになっていた。

僕は「もうちょっと気ぃ使って他の人にも喋らせろよ」と思ったが、面白い話だったのでしばらく聞いていた。

どんな話だったのかを簡単に言うと

  • 大きなpipsを取る利食いは自分に合っている
  • 「ここはいける!」と思ったポイントだけでトレードしている
  • 最終的にトレードで勝てれば何をやってもいい

こんな感じ。(他にもいろいろあったが)

これね、正しいんですよ。

僕が教えている利食いの仕方とは違う

僕は「直線で取りなさい」といつも言っている。

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こんな感じ。

下げ→戻し→下げ みたいに複数の波を跨がずに、最初の下げ(直線)で利確する。

利を伸ばそうとして一旦戻してからの再下降を待つと、保有時間が長くなる。

せっかく利が乗ったのに、戻してしまうと気持ちが疲れてしまう。

なので「足るを知る」で伸びた所でサッサと利確してしまいなさい、と。

僕はそう教えているし、僕自身のトレードもいつもそんな感じで行っている。

例えば↓ここにも書いた。

 でね、さっきのチャートにハムさんのある日のトレードを重ねてみる。

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明らかに違うよね。

エントリーポイントはカンペキ。

僕はずっと「エントリーポイントが全てです」って教えている。

正直、エントリーポイントさえ良ければ利確なんてものはどーでもいい。

利食いに関して、専業FXトレーダーの僕が言いたいこと

僕が教えていること以外も実は正しい

利食いの基本は「直線で取る」。これは今後も言い続ける。

だって、それが正しいんだから。

何十時間も保有するのは多くの人にとって疲れる。心に負担がかかる。

せっかくFXトレーダーという素晴らしい仕事をしているのだから、時給が良いほうが良い。短時間で大きな成果を上げるほうが良い。

なので、サッサと直線で利確してしまいなさい、20~30pips取れたらOKですよ、と僕は教える。

で、それをひたすら忠実に実践し続ける人は多い。

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こんな感じで。

FXはレバレッジが効く。

なので、獲得pipsは小さくても枚数を上げれば利益確保は全く問題ない。

一方、さっき紹介したハムさんみたいに「損小利大」も正しい。

利を伸ばすことの利点はいくつかあるが、例えば損失を出したときにリカバーしやすい。トータルでプラスになりやすい。

もう一つ例を出す。

僕が「買いなさい」と言っている場面で、いつも逆に売る人がいる。

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この人なんだけど、でもね、ちゃんと利益が出ている。

↑ここで紹介した還暦の方。

トータルでちゃんと勝ててるんだから、このトレードも「正しい」。

何が言いたいか

ブレちゃダメ、ってこと。

「○○さんがあんなに利益取ってるから自分も」じゃ、ないんだよね。

「自分はどうしたいか」でしょ。

僕は以前から言っている。

「FXトレーダーは自分と向き合うのが仕事です」。

  • 自分はどうしたいか
  • 自分はどういう性格なのか
  • 自分にはどういうトレードスタイルが合っているのか

そういうのをちゃんと観察し、自分に合ったトレードスタイルを見つければ、それが「正解」となる。

でも、あっちにフラフラこっちにフラフラでブレている間は、FXトレーダーとして安定した利益は出せないと思う。

自分のやるべきこと・自分のスタイルを定めたら、あとは徹底的にやり続けること。

ただし基本的なルールは守ること。