FXのエントリー回数は少ない方が良いに決まっている。
なぜそんなことを言うのかというと、エントリー回数の多い勝てていないトレーダーは、その人自身の考え方に問題がある場合が多いからだ。
僕は過去にそれでやらかして、口座破綻までいった経験がある。
その時の思考は「目先の利益しか考えていない」というもの。
目先のことしか考えられない浅はかさが、エントリー回数にも表れていたということだ。
エントリー回数が多いトレーダーは目先の利益しか考えていない
エントリー回数が多い人の思考は単純だ。
「ここを逃したらもうチャンスは回ってこないかもしれない。」
実社会では確かにその思考が必要な場面もあるかもしれない。
しかし、FXにおいてはその思考はまさに「百害あって一利なし」だ。
FXの相場には、チャンスは無限にある。
1日くらい相場状況が悪い日があっても、次の日には大抵エントリーポイントがやってくる。
1週間通して全くチャンスがない週は、ほぼ確実にない。
だから自分が相場を見たときにチャンスがなかったとしても、待っていれば勝手にチャンスはやってくる。
それなのに、目先のことしか考えられない人はそういうチャンスのない相場で無理やりトレードしようとする。
正しいエントリーポイントじゃないわけだから、当然負ける。
負けてさらに視野が狭くなって、また負ける。
悪循環がずっと続く。
無駄なエントリーは、口座破綻に直結する
エントリーしまくっていた頃の成績
僕がエントリーしまくって口座破綻した2018年8月から9月にかけての成績がこれだ。
8月14日から9月20日までの約1ヶ月間に31回もトレードして、勝率はたったの30%。
実際に利益になったトレードは9回しかない。
チャンスを逃すまいと必死でチャートに食らいついてエントリーしまくった結果、質の悪い無駄なエントリーが多くなり、口座破綻まで引き起こした。
現在の成績
口座破綻してから猛反省して、本当に良いポイント「だけ」を選ぶように意識してトレードするようになった。
すると、負けトレードが格段に少なくなった。
現在の成績と比較するとその差は一目瞭然だ。
2月1日から3月7日までのトレード回数は18回。
そのうち15回のトレードが利益になっていて、勝率も83.3%まで上昇した。
理想のエントリー回数について
今の自分が目指しているのは、週に1〜2回のエントリーで、月あたり約200pips稼ぐFXトレーダーだ。
僕の場合、FXを始めた目的は、お金を手に入れて自分のやりたいことをやる時間を確保するため。
だから、チャートに四六時中しがみついてトレードするようなトレーダーになる気は全くない。
しかも、その方が確実に無駄な負けトレードを減らせるわけだから、エントリー回数を増やす理由がない。
自分が何のためにFXを始めたのか、これからも初心を忘れずに取り組んでいきたい。