FX勉強会「ライントレーニング」参加者のはじめです。
今回は、私がFXで含み損を抱えたときに考えていることや、どのような対応をしているかということをまとめて述べたいと思います。
FXで含み損を抱えたとき、どのような対応をしていますか?【FX手法】
先ずは、今週のトレード紹介
この記事を書いているときに、たまたま今回の内容に合致したトレードができたので紹介します。
買い +20.4pips【GBPJPY.2019.1.21】
エントリーしてしばらくもみ合った後、一度下がっています。
最大35pipsの含み損を抱えました。
「アチャー、またやっちまったよ・・・」と思いましたが、
- 全体的には強い上昇トレンド
- 上位時間足では、上昇の押し目に当たるポイントで買った
これらのことから、損切りせずにしばらく保有して様子を見ることにしました。
そこから思惑通りに上昇してきてくれたので、値動きを見て決済。
泥臭いトレードですが、現在私が抱えている問題点に向き合って取り組み、それが勝ちトレードにつながったことは良かったと思います。
そもそも、どこで損切りをしたらいいのか?(損切りラインの決め方)
学んでいる手法によって変わるのかもしれませんが、先生は常々、「損切りをするのであれば、意味のあるところで損切りしなさい。」と仰っています。
「意味のあるところ」とは、直近の高値だったり、使用しているツールの値だったり色々あります。
また、「大切なのは、ポジションを持ったときに、しっかりと値動きを見ること。」とも仰っています。
一応、損切りの基準は定められていますが、何も考えずにそれに従ってばかりではいけないということ。
その時々の状況に合わせて変えていくことが大切です(または値動きだったり)。
名人様、現る(自分の問題点)
とは言っても、やっぱり損切りする(負ける)のは辛い。
逆行したら微損で逃げたくなったり、建値まで戻してきたところで決済したくなる。
また、連勝中でイケイケの時は、多少の含み損であれば仏様の心でニッコリと見守ることができるのですが、思うように勝てていないときに含み損を抱えてしまった時には、たとえ数pipsであろうと心中穏やかではなく、鬼のような形相でチャートを睨み付けます(そんなことしても何も変わらないのにね)。
そして、そんな時に現れる内なる自分が「名人様」なのです。
名人様 (読み)メイジンサマ
囲碁や将棋において、優れた棋士に与えられる「名人」の称号とは、似て非なるもの。
決して誉め言葉ではなく、FX勉強会内では「修行中の身であるにもかかわらず、上手いふりをこいている者」に与えられる、名誉ある称号。
ここで言う「上手いふりをこく」とは、
- ちょっとした値動きに翻弄され、ビビり決済や建値決済をする(そしてアホヅラ)
- 手法、ルールを無視したトレードで勝ってドヤる(そしてアホヅラ)
- 逆張り、ひげ先エントリー等、危険なトレードを連発する(そしてアh(ry
などが挙げられる。
そして、「名人様」の称号を授与された者が、ワタクシ「はじめ」でございます(男泣き)。
永世名人にだけはならないように日々研鑽いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
自分自身の問題点と向き合って課題を抽出し、それを解決する
名人様(問題点)が頻出して、ビビり決済や建値決済を繰り返す時期がありました。
少しもみ合っただけでオチ〇チ〇がキュンキュンしちゃってどうしようもなかったんです。
「ビビり決済や建値決済をした後に、結局目標地点に到達。そして、腹いせに感情的なトレードをして爆死」のスーパーコンボを連発・・・。
対症療法的なことをいくつか試しましたが、ほとんど効果が出ず・・・。
当たり前ですよね。「痛みに対して痛み止めの薬を処方」と同じで、表面的なことしか見えていなくて、問題点の根本を分かっていないのだから。
それではいかんと、座談会に参加したり、振り返りをしてこの問題を少しずつ掘り下げていくことで、
- エントリー時に、もみ合うことを想定していない(一直線に目的地に向かうと勘違いしている)
- 5分足の値動きに翻弄され(近視眼的)、現在の立ち位置(状況)を見失っている
という課題が浮き彫りになりました。
特に「5分足の値動きに翻弄され、現在の立ち位置を見失っている」 という課題は、逆行してきたときにアタフタして起こることが多いことも分かりました。
なので、自分がアタフタしてきたと感じたら、上位時間足を見て再度環境認識をして、現在の立ち位置がどうなのかということを確かめるようにしています。
最後に
含み損を抱えたときの対応方法の王道なんてものはなくて、結局は「自分自身と向き合うこと」をとことん追求するしかないような気がします(抽象的な表現ですが・・・)。
同じ状況で含み損を抱えたとしても、人によって対応の仕方は違うと感じていますし、他人のやり方が自分に合うとは限らない。
ヒントは与えてもらえても、最後の答えは自分で探さなくちゃいけない。
それも、すぐに見つかるものではなくて、コツコツと地道に試行錯誤して探した先にしか、本当の答えは見つからないと思います。
今やっていることが正しいんだと立ち止まってしまうのではなくて、「どうすればもっと良くなるだろう」と常に研鑽する気持ちを持ち続けて学習に取り組みたいです(決意表明)。