
FXチャートに出現した窓と言うのは誰が見ても同じに認識出来ます。
“あっ!窓が出来た!”
私みたいなポンコツトレーダーにでも窓が開いた事実は初見でわかります。
チャートに出来た窓は大きく開けば開くほど厄介極まり無い訳です。
厄介と言うのはチャートに窓が出来たと言う動かぬ事実が残るからです。
窓が埋まるかもで売ったり買ったりするのは博打に近いトレード行為です。
そんな博打的な窓埋めを狙ったFXトレードでは間違いなく勝率は下がります。
一長一短な博打的トレードで自分の大切な資金は失うわけにはいきません。
私は上記局面にて買いで63pips利益が取れました。
FXトレードで行う窓が開いた時は丁半博打的な窓埋め狙いは一切狙いません。
今回はチャートに出現した窓の意味を考えてトレードする方法を紹介します。
目次
FXトレードは博打じゃ無い窓埋め狙い程勝率は下がる
2020年12月のポンド円相場は上に下にと大きなお口が開いた窓が多数現れました。
開いたお口が塞がらない状態です。
しかしこの状況下でFXトレードするのには非常に迷いが生じたのもまた事実です。
FXトレードで窓埋め狙いトレードNGな理由
FXチャートに窓が開いたと言う事実は消えません。
チャートに出現した窓と言っても形は様々です。
20pips~30pips程度の窓であればその日の内に埋まるかもしれません。
ですが今回は100pips近い窓が上に開いています。
窓を一本の陽線や陰線と考えれば窓が開いた方に強い力が掛かっていると考えます。
大きい窓が開けば開くほど窓を開けたと言う事実を意識せざるおえません。
今回出来た窓も早くて翌日以降に埋まるのかな?
またはその後全く窓が埋まらずグイグイ上昇する事も頭の中では考えます。
FXチャートから窓の意味を読み取る窓埋めは狙わない
ポンド円 2020/12/14 4時間足
現在値は赤色の縦線部分です。
現在値は何度も明確に高値を止められていた地点から下降して来ています。
エリオット波動的に見れば上昇3波から上昇4波地点にも見えます。
下側トレンドラインも効いており直近上昇FR61.8%付近が効いている様にも見えます。
4時間足的に何度も何度も高値が止められている地点から下降して来ています。
目先の目線として下位足の戻しで売れる形になれば売りを狙って行きたいと考えます。
ポンド円 2020/12/14 1時間足
続いて1時間足です。
1時間足では下降のエリオット波動的0番~3番が数えられます。
1時間足的に次に考えたい最もわかりやすい値動きとしては次の通りです。
下降4番までの戻しを待って下降5波を狙って行きたいと考えます。
ですがそうそう自分に都合良く相場様は動いてくれません。
エリオット波動の定義で考えれば1波安値と4波高値がかみ合っていない状態です。
今回下降の戻しで100pips程上に窓を開けて直近下降FR61.8%まで戻して来ています。
戻しも時間を掛けずに短時間でFR61.8%戻す動きです。
窓の部分を長い陽線で考えるとよりわかりやすいです。
今回は時間を掛けずに力強い戻しが発生した。
直近下降FR61.8%があるからと言って易々と売れるものではありません。
何も考えずに1時間足の下降5波+大きく開いた窓を埋めるだろうを狙って売る!
見たいなトレードは最も返り討ちに合い易い思考なので禁物です。
今回は下降の戻しが短時間で急である事に着目して考えて行きます。
ポンド円 2020/12/14 5分足
最後に5分足です。
窓の部分を強い陽線と考えればチャートの意味合いは上昇の力が強い訳です。
上昇の勢いが強い時の値動きとして時間が経っても全く落ちない動きです。
下側トレンドラインで何度も止められて上に行く所で買いです。
利確ポイントは1時間足の200MA付近が上昇FE261.8%付近とも重なります。
また1時間足の上側トレンドラインも引けそうな所でもあり伸びた先で頂きます。
FXで埋まらない窓は無い!遅かれ早かれ窓埋めします
今回開いた窓も結果的には1週間後にしっかりと窓埋めした訳です。
開いた窓がいつ埋めるかなど人間には全くわからない事で神のみぞ知ると言う事です。
窓が開いたで不明確な窓埋め手法で窓は埋まると考えるのは無謀極まりない博打です。
博打でFXトレードをするのは極めて勝率が悪くなるのでオヌヌメ出来ません。
不確かな事に全力を注ぐなら窓の意味をチャートから汲取る方がより堅実です。
今後もFX勉強頑張って行きましょう!