
『FXはエントリーポイントが全てです』
と、先生は常々仰られています。
ちゃんとこの言葉の意味を考えていくと、とーっても奥が深いんです。
エントリーポイントが正しければ割と短時間で利益が出ます。
逆に変な所でエントリーしてしまうと、『やめてくれー』っていう感じになってしまいますよね。
もう自分自身、散々、本当に散々やらかしてきました。
変な事をやらかさない為にも、エントリーポイントは厳選した方がいいと思います。
先生が仰る『FXはエントリーポイントが全て』という言葉の背景には、最終的に値動きをしっかり見る、という所に行きつくのではないかと、自分は解釈しています。
もちろん様々なツールを使ってチャート分析をします。
シナリオを立てます。
ここまでは大前提です。
”エントリーポイントに拘って”最終的にエントリーする時は、値動きをしっかり見ていないとできないと思います。伝わりづらいかもしれませんが。。
相場が動く所、伸びる所というのは、単純に多くのトレーダーが見ていて分かる所です。だから動く。
今回は待ち構えて狙いやすいエントリーパターンを紹介します。
目次
待ち構えて狙い撃ち!FXの分かりやすいエントリーパターン!
2020年12月9日の相場
買いで50pips獲得しました。
以前はこういった所でのエントリーは苦手でした。
- うーん、なんか難しいなぁ
- わからないな
っていう感じで、とっても分かりやすいパターンなのに避けていました。というより目に付いていなかったのかもしれません。
今考えれば、分からないではなくて、分かろうとしていなかったんじゃないの?って思います。
なぜそこでエントリーしたのかを振り返っていきます。
4時間足
冒頭の買いでトレードしたのは赤の縦線部分です。
- 何度も高値を超えようと頑張っていたのが越えられずに強めに下降
- 何回か波を跨いでしまっているので微妙だがFR38.2まで一気に下げた
- 高値を超えられずに下に動き出した事実を踏まえれば戻り売りを狙った方が簡単そう
- 具体的にどこまでの戻すのかを1時間足で見よう
1時間足
困ったときのフィボナッチリトレースメント。
- 4時間FR38.2からの反発が強い
- 下降のFR50まで時間を掛けずに一気に戻してきた
- 下降FR50で戻り売りが入ったがあまり勢いがない
- 売るにしてもすぐには売れない
FXは分かる所だけで勝負!値動きがエントリーポイントを教えてくれる!
1時間足の下降FR50で一旦戻り売りが入ってるので、次その付近までまた上がってきたらどのような動きになるかを見ようと考えました。
ここでのポイントは、そこまでの到達の仕方と、横軸です。
そして5分足
- 1時間下降FR50で下げ始めるもダラダラ時間が掛かっています
- 下降の勢いが強いとは言えなそうな値動きです
こういった動きを見ずに直前の下降ばかりに気を取られてしまうとやらかしてしまう場面だと思います。
絶対に無視できない小バイーン
ダラダラと下降してからの小バイーン。
時間を掛けてせっかく下げたのに一瞬でなかった事にされてます。
FR50で再度下げてはきますが安値を超えられず2度目の小バイーン。
リアルタイムでこの動きを見ていましたが、正直この動きは全く分かりませんでした。
訳わからなくなりそうだから間違っても手は出さない!とだけ思いました。
その後チャートが出来上がっていくにつれて、分からなかった事から徐々に分かるようになってきます。
- 2回目の小バイーンから全く下げていかない
- 安値もどんどん切り上がっている
- 何度も何度もFR50をツンツンしている
この動きを見て売りはないなと思いました。
明らかに『ツンツン、ツーーーン!』と抵抗を破っていきそうな動きです。
が、まだ分かりません。
ここから逆にバイーンと下に行ってしまうかもしれません。
抵抗を抜けるかもという抜け期待でエントリーしてしまってはもったいないです。
抜けた戻しでエントリーです。
動きが出るまではジッと我慢します。
ずっとツンツンしていた所をやっと上に抜けました。
抜けた!と言ってすぐに飛びつくのは厳禁です。
『エントリーポイントが全て』を忘れてはいけません。
抜けた戻しでエントリーです。
抜けた後の谷にFEを当ててみるとピッタリ161.8が効いてます。しかもトレンドラインも効いてる。
で、やっとエントリーです。
何もストレスなく50pipsを取る事ができました。
エントリーポイントに多少の誤差は出ると思います。
その誤差をどれだけ消して埋めていく事が出来るかは、やはり努力しかありません。
正しい努力は必ず報われる。そう信じて後はやるだけです。