
FXの相場で変な事をやらかすと高確率で変な事態に巻き込まれて変な事をやりだします。
- 変な所で損切
- チキン利食い
- ナンピン、ドテン
- 長時間のモミモミ横ばい地獄に絡まれる
精神衛生上よくありません。
負の経験が続いてしまうとFXやってても面白くないですし、負の連鎖は続いてしまうものです。
そうなってしまうと、ただただ辛い。
やっぱりFXで勝ちたいですよね!
でも、最初からFXで勝てる人なんて恐らくいません。いたとしても、そういった天才とは比較せずに、自分とは別物だと割り切った方が賢明です。
FXで勝てるようになる為には順序がありますし、その過程で解決していかなくてはならない事もたくさんあります。
必要な事をすっ飛ばしていきなり勝ちトレーダー!なんて幻想は残念ながらないんです。
9割の人が諦めてしまった所で、挫けずに努力を重ね続けた人にしか勝ちトレーダーの道は待っていません。
まずは相場で変な事をやらかさない事。これだけでも負の連鎖から抜け出すことが出来ると思います。
具体的に”変な事”とは何かを説明していきます。
目次
FXで勝ててる人はちゃんと”待つ”事ができる。
目先の値動きに釣られて変な事していませんか?
上昇してきて『あー、乗り遅れちゃう』って先っぽでエントリー!とか。
そしたら実は上位時間足の絶好の戻り売りのポイントだった!みたいな。
視野が狭くなると”それ”しか目に入らなくなってしまいます。
チャンスは自分の都合に合わせてすぐにやってきてはくれません。
とにかく上昇(下降)してきたからと言って先っぽでは手を出さない。様子を見る事が賢明です。
FXの基本は押し目買い、戻り売りです。
- 上昇したら押し目を待つ
- 下降したら戻り目を待つ
出来上がったチャートを見て『イヤイヤ、こんな所で入らないでしょ』と思う事は誰にでもできます。
言うのはとても簡単です。ただこれをリアルタイムの相場で実践するのは非常に難しいです。
どうすればいいのか。
まずはシナリオを立ててちゃんと守る。
シナリオをちゃんと立てる。そして守る。
- 上位時間足(4時間足、1時間足)で今の現在地をしっかり把握する
- 上位時間足の方向は上下どちらなのか
- その先の考えられる抵抗はどこか
- どのような動きになればトレードできるか
など。
自分が考えていた動きにならなければ何もしない、というより何もできないと思います。自分の考えにない動きなので。
立てたシナリオをしっかり守れないと変な事をやらかします。
シナリオにない思い付きのトレードは何の価値もありません。
それよりもなぜそのような動きになったのか、何か見落としはなかったのか振り返って検証する事の方がよっぽど価値があります。
そもそも押し目、戻り目の具体的な目安はどこなのか?
- フィボナッチリトレースメント38.2、61.8
- 移動平均線
- トレンドライン
- エリオット波動
- チャート左側の事実
特に最初のうちはツールやインジケーターの数値にばかりに目が行ってしまうと思います。
もちろんフィボナッチリトレースメントの38.2、61.8は押し戻り候補として有効に機能する事が多いです。 見ない訳にはいきません。
しかしそういった見えやすい数値ばかりに目が行ってしまうとチャート左側の事実を見落とす事になります。
例えば前回上昇した所、下降した所、もしくはフィボの数値やインジケーターなどない所で明確に何度も止められている所など、チャートの左側にはチャートの右側に使えるヒントが多数存在します。
そういった所を具体的に把握する事は超重要です。
FXで待つ事が出来たら次は見る事を覚える。
上昇トレンドの場合
予測していた押し目候補に到達⇒即買い。ではありません。
フィボの数値があるからと絶対にそこから上昇するとは限らないからです。
押し目候補まで待つ事が出来たのなら、次はそこでどのような値動きになるのかしっかり見る事が重要です。
押し目候補で一旦反応して下抜けていく場合もあるのでちゃんと止まった事を確認する必要がある訳です。
到達までの勢い、横軸を見る
勢いよく時間を掛けずに押し目候補まで下げてきたらすぐに買う事はできません。
買った瞬間に下抜けてしまいます。
上下の(縦軸)も大事ですが横軸も同じように大事です。
上下の動きに翻弄されてしまいますが横軸の意味も併せて考えられるようになると変な事をやらかす事が減ってくると思います。
理想の形はやはりコレ。
時間を掛けてエリオット波動的な形で押し目候補まで下げてくる形。
あとはエントリータイミングを掴むだけです。
FXは分かる所だけで手を出すから勝てる。
上位時間足でちゃんと現在の状況を分析する。
- 現在地を知る
- 上位時間足での抵抗体を把握する
- フィボやインジケータだけでなく過去の事実も見る
- 抵抗体までの到達の仕方、横軸を見る
- 上位時間足の抵抗体で実際にどのように反応するのか5分足で見る
で、トレードできそうだったらトレードする。
実際にトレードするまでには見るべき所がたくさんあります。
最後の最後エントリーのタイミングは自分の分かる形でないと手を出せません。
『あんまりわかんない形だけど入っちゃえ!』で変な事やり出すと、結果も変な感じになってしまう事の方が多いです。
チャートの分かる形を明確に自分の中にちゃんと持っているかどうかで、
- 自信を持ってトレードできるのか
- チャンスを逃してしまうのか
- 変な所で入ってしまうのか
分かれ道になってしまいます。
結局はチャートの分かる形を明確に持つ事で、変な事をやらかす事を減らせると思います。
形を明確にすることで、
- 待つ
- 見る
- 自信を持ってトレードする
という事が結果的にできるようになると思います。
これを増やしていくにはCS(ケーススタディ)が超効果的です。
毎日1つでもいいので継続して分かる形を増やしていきましょう。