FXは努力をしないと絶対に、勝てるようになりません。
一時的に勝ててもそれは間違いなくまぐれです。間違いなく。自分がそうでした。
去年の8月くらいだったと思います。FX勉強会入会前の出来事ですが、海外口座を開設したときにもらえる3000円のボーナス。
その3000円が1か月ちょっとで10万円になったんです。
FXってすごいな、夢があるな、と。
でも、これはまぐれだ!調子乗っちゃダメだ!堅実にやっていこう!と考えるようにはしているつもりでしたが、頭の奥底の方には・・。
「いや、なんか楽勝じゃん」
「このまま行ったら1年後には・・・W」
「クルマもちょうど新しいのほしかったしなぁ」
・・・完全に頭の中はお花畑になっていました。
まぁその後は言うまでもなく、想像通りの結果になった訳です。
もう一度言いますがFXは努力をしないと絶対に勝てるようになりません。
努力をしたとしてもそれがすぐに、明日役立つ事は少ないです。いつ役立つか分からないし、方向性を間違えてしまったら無駄になってしまうかもしれない。それでも試行錯誤しながら努力と工夫を繰り返し続けていく事でしかFXで勝てるようになる事は出来ないです。
当時の自分にもし会えるとするなら、「FXなめてんのか?」とげんこつしてやりたいです。
FXで勝てるようになる為に、まずは自分自身と向き合う努力をする。
FXの努力にも色々な種類があると思います。
- 過去チャートでの検証
- シナリオ立て
- 実際行ったトレードの振り返り
しかもこれを毎日継続的に続けていかなくてはならない。
しかしこれを続ける事がまず難しい。最初のうちはついついサボってしまう。
続ける為には自分に合わせた工夫が必要になります。
これは自分自身としっかり向き合って解決するほかに手はないのです。
例えば、自分の場合は朝の時間のやりくりがどうしても苦手でシナリオ立てがうまくできませんでした。
だったら夜寝る前にシナリオを立ててしまおうか。となりました。
- 寝る前にシナリオを立てる
- 朝の通勤中クルマの中で立てたシナリオを回想する
- 朝礼が終わった後の少し空いた時間にトイレにこもりチャート画面を見る
「先輩いつもトイレ長くないっスか」と後輩に言われても気にしません。
何をやっても器用にそつなくこなしてしまうような、才能に恵まれた人ばかりじゃありません。
自分みたいに中々思うようにうまくいかず、時間が掛かってしまう人もいます。
しかししっかり自分自身と向き合って工夫する事とちゃんとした努力を十分な量継続的に続ける事が出来れば、才能がない部分を補えると思いますし、必ずトレードの成績に反映されるはずです。
FXの才能がある人も、自分みたいに才能がない人間にも、与えられている時間だけは一緒です。
FXで勝てるようになりたいなら、自分に合った努力と工夫が必要。
繰り返しになりますがFXは自分自身と向き合う事が本当に重要です。
なぜか?”欲”が絡んでいるからだと思っています。
FXで勝ちたい儲けたい!と、欲むき出しではFXで安定して勝つ事は難しいです。
なので自分自身とちゃんと向き合って欲を制御する必要があります。
例えばよく聞くポジポジ病。厄介な病です。
自分も一時期ヒドイ時がありました。もうすべてがエントリーポイントに見えてしまう。
なぜそうなってしまうのか突き詰めて考えていくと、たどり着くのはやはり”欲”。
一刻も早くFXで勝てるようになりたい!としか思ってなかったんです。
「FXで勝てない素人はエントリーチャンスを逃すことを病的に嫌う」と先生が仰る、まさにその状態でした。
FXで勝てるようになる以前に重要な事があるのに気付いていなかった。
厄介な病には処方箋もなければ、誰かが止めてくれる事もありません。
結局は自分自身と向き合い工夫と努力で解決するしかないんです。
いつもだったらエントリーする所を、もう少しだけ待つ努力。
待ったことによって思惑通りの方向に伸びていってしまい、取れるはずの利益を取り逃したとしても悔しがることはありません。
取り逃した利益の方ではなく、待つ事の出来た自分の方に目を向けて見ると気持ちが楽になると思います。
- 分かる形になるまで徹底して手を出さない
- 一度エントリーしたら徹底してチャートは見ない
色々と工夫して諦めずに努力を続け積み上げていく事で、FXトレーダーとしての未来は必ず変えられると思っています。