ここなら獲れそうだ!と思ってエントリーしたのに利が全然伸びない。
延々と伸びたり縮んだり・・。逆行する。建値・・。もしくは損切・・。
何が原因なんでしょうか。獲れそうだからエントリーしたはずなのに。
原因は「どこを見て・何を獲れそうだと判断したか」の誤りです。
勝てるターゲット=勝てるパターンを絞り込めて無いのでは?
FXで勝つ事=未来を予測する事だと思い込む過ち
わたしがしばらくハマっていた過ちです。
勝とうという意識が「値動きの意味を考える」という言葉の真意を曲解し、未来を予測しようという方向に向かっていたように思います。
この先生のブログに、とてもわかり易いお話がありました。
相場は毎日上がったり下がったりしていますし、わたしが毎日見ているポンド/円であれば、100pips前後の動きなどもソコソコ頻繁に起こってはいます。
計算したことはありませんが、ポンド/円の上下動をほとんど全て獲得したら、いったい1日で何百~何千pips獲れるんでしょうか(笑)
しかし、先生は頻度の多少はありますが、よくこのようなつぶやきを投稿されています。
この投稿、いったいどういう意味なんでしょうか。
FXで利を伸ばすには「言われた通り・教わった通り」が王道です。
そんな毎日の値の上下動からトレードによって利益を獲得するためには、言うまでもなく「高確率で」「どの辺りで」「どちら方向へ」値が動くポイントを探る必要があります。
そこで先生が教えて下さっている「環境認識」「チャートパターン」というものが必要なわけで、必要というかそれ以外ありません。
つまり、未来の動きなんかわからないんです。
でも、高確率で起きている「環境認識→チャートパターン→結果の値動き」というモノは確実に多数あります。
だからこそ、知っているパターン以外では手を出してはいけないのです。
なんとなく知っているパターンの断片のいいトコ取りみたいな「知ったかぶりパターン」に手を出すから負けてしまうのです。
(でも学習中に色々手を出して知っているパターンにする、というのはアリだと理解していますけど)
そんな単純な、先生に初歩の初歩で教わっているコトですら、わたしはなかなか理解できずにいました。
というか、未だに「わかっていても」身に付いていないものだったりします。
FXで利を伸ばせる「健全なトレーダー」は、学びのステージを意識して
FX勉強会では毎週週末に先生によるとても詳細な一週間の相場解説があります。
相場の流れから環境認識、そこからの着目すべきエントリーポイントに至るまでのポイントについてなど、実際のチャートを使って解説して頂けます。
わたしは近頃(といっても1~2ヶ月)その先生の解説を答え合わせとしながらケーススタディを行うようにしました。
- 解っているパターンは正しく解っている事の確認をしながら。
- 誤って認識しているパターンは2度と誤用しないように確認しながら。
- まるで解っていない。理解しきれないモノは学習を深める対象としてとっておきながら。
そしてリアルタイムのトレードで勝負するところといえば
- 解っている(はずの)パターンそのもので勝負!
- 解っている(はずの)パターンの組み合わせや複合技で勝負!
この2点に絞られるという事になります。
むやみに、うろ覚えのよくわかっていないパターンや、先ほどの「知ったかぶりパターン」で勝負を仕掛けたとしても、勝っても負けても自分にとっては何の価値もありません。
(振り返ってしっかり研鑽して自分のモノにしていくというのは価値としてアリかもしれませんが)
そういう視点でチャートを見ていけば、値が急激に動いたからといって「何かできるのでは!?」とドキドキする必要も無くなりますし、そもそも「今はこのパターンとこのパターンを待とう」と待つこともできます。
気付いていないだけで大チャンス真っ只中で、みすみすチャンスを逃すことも有りますが(けっこうやっちゃいます)もう割り切って、振り返りでしっかり覚えて学びましょう。(と、言い聞かせよう)
そこで先程の先生のつぶやきを思うと「先生には、色んなものが見えていらっしゃるのだな」と思います。
環境認識的に「しばらくは大して美味しい動きなど起こりえないよ」と見えていらっしゃるという事だと私は理解しています。
学びのステージとは、仕分けであると理解しています
わたしは学びのステージとは
- わかっていること
- あやまっていること
- しらないこと
これらを仕分けしてインストールしたりデリートしたりする作業だと思っています。
これらは正確に効率よく利益を伸ばして成長していくためにはとても大事な作業なんですが、勉強会のようなきちんとした指導があるところに所属していないと出来ない作業です。(さりげなくお勧めしていますよ)