
今回は私自身が行ったFXのトレードを2つ紹介したいと思います。どちらも売りで利益が出たトレードです。
先週(2020年9月第3週)のFXポンド円は下降後の行きついた先の方でのもみ合い?レンジのような相場状況でした。
- 1つ目のトレードはレンジ抜けを狙った売り
- 2つ目のトレードはレンジを抜けた後の売り
目次
チャート左側の事実を見て考える事でFXのエントリーポイントの精度は上がる!
1つ目のトレード
2020/9/17FXポンド円で売りで67.0pips獲得する事が出来ました。
直前の動きはレンジのような横ばいの動きが続いていて、方向性がいまいち掴みずらい相場状況。
やはり方向性がイマイチ出ていない横ばいの相場というのは自分の中でまだまだ難しく感じました。というのも・・。
どちらを優先して考えればいいのか?迷いが出る所だからです。
- どう見ても直近の動きは下降が強い
- しかし反発こそ弱いものの同じラインで何度も止められている
どちらも事実として出ている。
どちらの事実も踏まえてチャートの左側に何かヒントとなるものはないのか上位時間足で探していきたいと思います。
4時間足
- 何度も止められているのは日足最安値から引いたFR38.2で何度も止められています
- 意味のある数値で止められている
- しかも4時間足で見ると前回上昇が出た辺り
この辺りから反発上昇が出てもおかしくありません。
しかし・・。
- 細かく直前の動きを見るとヒゲでこそレンジ上限に届いているけどローソク実体が徐々に切り下がってきている
- 日足上昇FR38.2で止められてはいるけど明らかに反発が弱い
- 下降を否定する動きが出ていない
上位足の意味ある数値で反応してはいるけど、思うように上に伸びていかない。4時間足ローソク実体が切り下がってきている。
1時間足
1時間足は4時間足同様の見立てになりますが、直前で目立つ陽線が出ました。
全体で見れば大したことない陽線ですが、青枠の中の動きの中で考えると少し目立つ陽線になります。
しかし高値を超えていく事は出来ず再度赤ラインまで戻されてしまった。
この4時間足、1時間足の動きを見て、再度赤ライン付近の反応を見て売れそうなら売ろうと考えていました。
5分足
赤ラインからの反発が弱々しく5分足下降のFR38.2を超えていけません。トレンドラインが引けて、分かりやすく3度目の正直が出て、強めの陰線が出た所で売り。
FXでエントリーの基本は戻り売り。でも事実を確認しないと危ない目にあう!
上のトレードの後はレンジを抜けてやっと方向性が出た!と思い完全に戻り売りを狙っていました。
イメージは5分足の直線的な下降のフィボ38.2、50.0、61.8辺りで売れればいいなーと考えていました。
理想の戻し方
時間を掛けてフィボのそれぞれの所まで戻してくれればタイミングも取りやすい。
実際の動き
直前の下降のフィボ38.2で一瞬反応しましたが通り越して50.0%まで戻してきました。
直線的な下降に対して直線的に戻してきました。
今後時間を掛けてもこれ以上50.0%を超えていけないのであれば売れるかもしれませんが、こうなってしまうと今すぐに売る事は難しくなってしまいます。
その後結局全て戻されてしまいせっかく下抜けたのに全部なかったことにされ、赤ラインの上まで戻されてしまいました。
もしフィボの数値があるからと安易に売ってしまっていたら痛い目を見ていた所です。
一気に半値近くまで戻した事実を確認する事が重要な場面です。
2つ目のトレード
5分足ではV字ですべて戻されてしまい、買い有利?とも取れる状況です。
しかし今すぐに何かする所ではなく、V字が出た事実を踏まえて様子見をしながら考えていこうと思いました。
その後の動き
V字発生後に5分足で見ると割と目に付く売りが定期的に入っている。
上昇の勢いが強ければ下げずに横ばいの動きになったり、押し目まで分かりやすい形で下げてきて一気に伸びる動きになりやすいが、今の場面はそのような動きになっていないません。
3回目の売りが入った所からは5分足での一時的な上昇トレンドが一旦怪しくなってきたように見えます。
また赤ライン付近で反発はしますがトレンドラインで抑えられ下がってきた所でエントリー。30.0pips獲得できました。
チャート上の作り上げられた変える事の出来ないローソクの集合体(事実)を見てチャートの右側を考える。
先生が日々仰っている”FXはエントリーポイントが全て”という事を今後も突き詰めて、いいエントリーポイントで1回1回のトレードが出来るように意味のある勉強をしていきます。