
最近のFXポンド円でバイーンがありました。下から上まで約200pipsの急上昇。
取れるに越したことはありませんが、取れなかったとしても諦めることはないです。
「この上昇とれていたらな~」って飛びつきたくなる気持ちをグッと抑えて、急上昇した事実を踏まえて次の戦略を考える事が重要です。
目次
FXで急騰急落はエントリーポイントではない
イっちゃう~で飛び乗りはダメ、絶対!
リアルタイムで急上昇(急下降)を見ていると、ついちょっとだけなら利益が取れそうだなと飛びつきたくなります。
飛び乗っていい場面、ダメな場面があると思いますがそれを判断できるスキルが身に付いてないうちは、もうスッパリ諦めて見送った方がいいです。
ましてや上げた(下げた)先っぽの方でちょっとだけ、と飛びついてしまうと高確率でもみ合いに巻き込まれたり、一時的に逆方向に動いたりと、なんだかなぁって事になってしまいます。
欲むき出しの本能で動いてはダメです。先々の事を考えてグッと堪える必要があります。
バイーンの後で逆張り思考は身を滅ぼす!
バイーンとこれからこっちの方向に動きますよーと、相場が矢印を出してくれているのにわざわざ逆を考える思考はマズいです。
それまでの相場の物語を考慮する必要は絶対的にありますが、
- 方向性がイマイチ定まっていない場面
- 方向性はある程度定まっているけど決定打に欠ける場面
などでバイーンが出た場合はそれに従うのが吉です。
相場の自然な流れに身を任せる事が重要です。
間違ってもテッペンから逆方向に取ってやろう!なんていう考えは絶対に持ってはいけません。
FXで勝つためには事実を踏まえて戦略を立てる
急騰・急落は揺るぎないチャート上での証拠になります。
あとはその証拠をどのように有効活用するか、です。
バイーンが一旦止まった位置を”確認”する!
どの位置で一旦勢いが収まったのか”確認”する必要があります。
大体の場合目的地まで一直線に一気にたどり着くという事はありません。
どこを目指しているのか、具体的な目安を見出す事も重要です。
まだ目的地まで十分な値幅があるとすれば狙っていけます。
値動きをしっかり確認する!
方向性が決まったのであれば後はどこでエントリーするか具体的に戦略を立てます。
当然押し戻りを待つ、という事になります。
押し戻りを図るツールとしてはお馴染みのフィボナッチリトレースメント。
意味ある数値、38.2%、61.8%付近を狙います。
ただし、フィボの数値まで戻したから売ります買いますという単純な事ではありません。
どのような値動きでそこまで達したのか、しっかり確認します。
その後の値動き。5分足
1時間足の上昇フィボ38.2のまで一気に戻してきました。
フィボ38.2に反応していますが、戻し方を見ると下降が強いように見えます。
なのですぐに買う事は難しそうです。
その後もジグザグに上昇していかにも下げそうな形を作りました。
が、実際に下げたものの再度フィボ38.2のラインで抑えられグッと上昇していくところで乗っていく事が出来そうです。
さらにその後。
私はこの場面は逃してしまいましたが、鉄板エントリーパターンが出現しました。
ちゃんと待つことが出来ればチャンスをモノにする事ができます。
急騰急落があると「これが取れていればなぁ」と妄想すると思います。
しかしそんな事を考えるより実際にチャート上で起こった事実を基に、次のトレードシナリオを考える事が重要です。
戦略を立てる時もそれぞれのトレーダーのレベルや引き出しの数で差が出てくる所だと思いますが、諦めずに考える事が重要です。
後は値動きをしっかり確認して自分の分かる所で自信を持ってエントリーするだけです。