
今月(2020年6月)1,2週目のFXポンド円は自分にとって非常に勉強になる相場でした。
強いトレンドが出ている時のエントリータイミングの取り方や、チャート分析の仕方など、自分のクセについて改めて向き合えたように思います。
またFX勉強会内で先日行われた”厳しいトレード塾”に参加させて頂いた際に先生が仰っていた事で自分自身の間違った考え方についても気が付く事が出来ました。
目次
FXトレンド相場での偏った考え方はエントリータイミングを逃す!!
私はグイグイ上昇していく相場がとっっても苦手です。怖いです。
反対にグイグイ下降していく相場は好きです。チャートを見ているのが楽しいです。
下降トレンドではあまり躊躇せずにエントリーすることが出来ますが、上昇トレンドになると色々あーだこーだとウジウジして買い目線でいたとしてもエントリータイミングを逃しまくっています。
その証拠が6月1週目と2週目でハッキリと出ました。
まず直近2週目約600pipsの下降トレンド
下降トレンド売りで計約250pips獲得する事が出来ました。自分の今の実力では十分すぎる結果です。
下降トレンドの場合は自分でもしつこいな!と思うくらい、半ば強引に売りを狙いにいってしまいます。
しつこく狙いすぎて危険な目に遭うこともありますが・・。
もちろん上位足で抵抗になりそうな所や、目標地点はチャート分析をして自分なりに定めて、手当たり次第にというわけではありません。
今までのトレードを振り返ってみても断然売りが多いです。
遡って1週目の約700pips上昇トレンドのときは・・
しかし1週目の上昇相場の時は全くエントリータイミングが掴めずにノートレード。利益ゼロです。
せっかくトレンドが出ているのにトレンドに乗れないなんて、ビックウェーブに背を向けサーフボード持って丘を歩いてるようなもんです。
分からないんだったらやらなければいい、という相場状況ではないと思います。
トレンドに乗るという事はFXでの王道であり、FXを学習している今、克服するべき重要課題だと思っています。
トレンド相場でのエントリータイミングの取り方は押し戻りで売り買いすることが基本です。
明確な押し戻りを付けずにグイグイ行ってしまう場面というのはタイミングが取りづらいです。
それでも下降トレンドでグイグイ行ってしまっても素直にトレンドに乗ることが出来るのに上昇トレンドとなると必要以上にビビッてしまう。
なぜ同じトレンド相場なのに上昇と下降でこんなにも考え方、チャートの見え方が変わってしまうのか?
答えは『根拠のない先入観』でした。
そう思えたのも先日参加させて頂いた”厳しいトレード塾”内での先生の一言でした。
FXトレンド相場のエントリータイミングの取り方は売りも買いも考え方は一緒!
FX勉強会参加者が次々と先生に質問をして、一つ一つに先生が答えていく。
そんな中私と同じ悩みを持つ方が先生に質問をされました。
同じトレンドが出ている相場でも上昇、下降で得意、不得意があると。
その質問に対して先生の答えは、『気のせいです』と一言。
続けて『チャートを反転させて見れば一緒でしょ?』と。
なるほど確かに!と思い早速試してみました。
チャートを反転して視覚的に見え方を変えた結果
真っ新な下降トレンドポンド円5分足チャート。これを反転させてみます。
当然上昇トレンドに見えます。実際に上昇トレンドの5分足チャートと比較してみます。
全く同じとまではいきませんが何か見えてくるものがありませんか?
私にはありました。
見え方を故意に変えてみてここまでスッキリするとは思いもしませんでした。
自分の偏った考え方、根拠のない先入観に気付けた瞬間でした。
よくよく考えて見れば”レンジ相場が苦手”という意見は分かりますが、トレンド相場の一定の方向だけが苦手というのは変な気がします。
先生の仰る通り反対に考えてみるという発想が私にはありませんでした。
簡単にはいかないと思いますが実際の上昇トレンドでチャートを反転しているイメージで下降トレンドで売りを狙っている時と同じように考えればいいんだなと単純に思いました。
もちろんすぐに改善する事は難しいと思いますが訓練を積み重ねて、意識しながら取り組む事で課題を克服できるのではないかと考えてます。
先生のちょっとした一言で解決の糸口が見えたように思います。
改めて先生のようなプロのトレーダーに教えて頂く事の重要性を身に染みて感じた次第です。