
FX勉強会の先生がつぶやくヅイッターにこんな書き込みがありました。
これはFX初心者が陥りやすい損切り貧乏を脱する為のヒント。
今回はこの時の相場解説と損切り貧乏を脱することが出来て、しかも勝率が上げられる方法を教えます。
キーワードは「調整波3波からGO!」。
目次
FXで損切り貧乏トレードにならないために必要な2つのこと
FXで損切り貧乏を続けるとどうなるのか。
まずFXトレーダーとして絶対にしてはいけない口座破綻を起こす可能性が高い。
そしてFX学習者として何の学習にもならずに全くトレードで成長が出来ない。
FXはしっかりと学習をして一つずつ成長をしていってようやく勝てるようになるので、勝ちたい負けたくないという欲だけのトレードをしているようではいけません。
では損切り貧乏トレードにならない為には何が必要なのか。
- 大きな相場の流れに乗っているトレードなのか
- インジケーターなどの数値でトレードするなら逆行は耐える
この2つです。
大きな相場の流れに乗るトレードで脱損切り貧乏
これはとても大事な事。
FXトレードの王道は相場の流れに乗ること。
相場の流れに逆らったトレードばかりをしていると高確率で大きな損失を出します。
損切り貧乏どころでは済みません。
では具体的にどうすれば相場の流れに乗れるのか。
トレードをする時間足にもよりますが、私は1時間足の流れに乗って5分足でトレードをします。
画像の相場というのは1時間足ですが、明らかな上昇の流れですね。
この相場では意味のある所や何度も頭を抑えられて明確に下降するまでは基本的に流れは上昇なのでトレードで狙うべきは買い。
では次の画像はどうでしょう。
どう見ても下降の流れですね。
この相場でも同じように意味のある所や何度も安値で抑えられて明確に上昇するまでは基本的に流れは下降なのでトレードで狙うべきは売り。
インジケーターなどの数値のみを根拠にトレードするなら耐えて脱損切り貧乏
FXで勝てる手法を学び始めた時にやりがちなのが、インジケーターなどの数値のみを根拠にしたトレード。
そういったトレードというのは勝てる手法であれば逆行せずに上手くいって勝てることもありますが、もちろん逆行して含み損を抱えることもあります。
相場の流れになった上でのトレードであった場合には数値のみでエントリーして逆行した場合でも損切りなんてしちゃダメです。
相場の流れに乗ったトレードなのであれば高確率でエントリー方向に進んでくれます。
ちょっと逆行したからといって損切りして、思った方向にその後行ったなんて経験ありますよね。
しっかりと流れが把握できており、数値という根拠でトレードするなら耐えて下さい。
そもそも損切りは悪いことではない
FX初心者であり学習者にとって損切りというのは別に悪いことではありません。
それが例え数百pipsであっても。
まだFXを分かっていないのであれば、相場の流れがしっかりと把握出来ないこともあるでしょうし、勝てる手法で見落としている部分もあります。
なぜ損切りになってしまったのかをトレードした後に考えて成長していくことの方がよっぽど大切です。
損切り貧乏を脱するためのトレードヒントになるFX相場解説
なぜFX勉強会の先生がヅイッターでつぶやかれた内容がFXで損切り貧乏を脱するためのヒントになるのか。
簡単に言うと「上昇して利益になるのになんであえて損切りして損失にするのか」ってことです。
例えばあなたが持っている要らなくなった中古家具が業者に10万円で買ってもらえるのにわざわざ処分する業者を呼んであなたが1万円払って持って行ってもらうんですかみたいな感じです。
ではこの時の相場解説をして行きましょう。
4時間足
ポンド円2020年4月13日(赤い縦線部分)。
4時間足で1番目立つのは左の直線的な下降ですね。
該当部分というのはこれだけ見ると下降の戻しのようにも見えます。
ただ、下降が止まって上昇した所というのは日足レベルで前回急上昇したレートになるので意味のある所からの上昇。
先生も良くyoutube動画などでお話されていますが、前回上昇下降したレートというのは反応しやすいです。
しかも安値からフィボナッチリトレースメントの半値付近まで一気に上げて200MAも上抜けてますね。
この時点ではまだ買いが強そうです。
1時間足
1時間足で見るとかなり強い上昇ですね。
戻しが浅くグイグイと上昇しています。
全然下降していかないということは買いが強いという証拠。
ちなみに上昇起点からフィボナッチエクスパンションを当てるとだいぶ上の方に161.8%があります。
まだ上昇の余地はありそうですが、直前では左側程高値を更新する幅というのが小さくなってきてはいます。
ただまだ明確な下降というのは発生していないので基本的には買いを狙いたい所です。
5分足
そして5分足。
5分足を見ると1番左側かで結構下降してるように見えます。
その後の波を見ると赤い縦線部分というのはエリオット波動下降3波っぽく見えます。
ただ、直線的というよりは波をゲジゲジと作って下降していますね。
下降1波の方が直線的で下降が強そう。
下降3波の行き先はどこなのか。
3波の下降起点は結構綺麗な谷を作っているのでフィボナッチエクスパンションが効きそうです。
そうすると261.8%が1時間足で高値を切り上げて上昇した結構いい感じの所に来ます。
4時間足、1時間足での環境認識では買いを狙いたい局面だったんですよね。
なので谷も綺麗だし良さげな所にフィボナッチエクスパンション261.8%があるので買いです。
ただその後は若干上昇しますが、また強めに下降しましたね。
これが先生がつぶやかれていたよくあるパターンの値動き。
フィボナッチエクスパンション261.8%で上昇すると見せかけて再度ちょっと下げる。
そして再度強く上昇する。
ここが損切り貧乏を脱するヒントです。
上位足では買いをする相場であると判断をしてある程度信用性のある数値まで下げてきたから買ったんですよね。
であればその後のちょっとした下降(含み損)というのは絶対に耐えなければいけません。
そうすれば確実に利益が出ます。
ただ先生がつぶやかれていたように本当は数値だけではなく、しっかりとその後の値動きを確認して画像のポイントで買うのが正解。
実は数値で買ったレートも正しいポイントで買ったレートもほぼ同じなんですよね。
FX損切り貧乏トレード解説相場でのちょっとした疑問
今回解説した損切り貧乏を脱するためのトレードでちょっと疑問があります。
5分足では下降3波から4波の波でトレードしていること。
あれ?エリオット波動4波っていうのはジグザグになりやすいからトレードには向かいないじゃなかったっけ。
そうですね。
ただ、今回過去相場を見ていて大きな時間足の流れのなかでの調整はエリオット波動3波からの4波って結構伸びることがありそうなんです。
現段階ではありそうなだけです。
もし4波でのトレードに疑問を持たれたのならどうしますか。
もちろん調整であるエリオット波動5波が終わるのを待ってからトレードすればいいだけのこと。
これが続きの相場5分足です。
さっきの相場は下降3波から4波でトレードしましたね。
その後は4波から5波で更に小さなエリオット波動5波のような形で3波の安値付近で止まっています。
トレンドラインも画像のように引けそうです。
なので5波のなかの小さな5波終了を待って買い。
このトレードも良さそうですね。
FX損切り貧乏トレードで悩む前に意味のあることをしよう考えよう
損切り貧乏というよりはFXでは絶対に意味のあることをしなければいけません。
なぜそこでトレードをしたのか。
そこには何か根拠があったのか。
根拠があった上でトレードして逆行したならばどうしなければいけないのか。
そもそも方向が間違っていたのであればなぜ間違っていたのか。
FXで損切り貧乏はダメって言われてるから…じゃないですね。
振り返って考えて次のトレードに繋げる。
FXは世間では超難しいって言われているんですよね。
だから最初は絶対に失敗しますよ。
損失出しますよ。
それでも小さなことをひとつひとつ見つめ直して改善してやってみてどうだったのか。
そうやって少しづつFXが分かるようになる勝てるようになるんだと私は思います。
諦めずに毎日コツコツと。
さあ今日もFXの学習頑張りましょうね!