
お恥ずかしい話ではありますが、私は「シナリオ」というものにあまり強く意識を当てたことがありませんでした。
もちろん、毎回トレードをするときにはシナリオを立てているつもりでしたし、トレード後の振り返りや「ケーススタディ」というmilk先生に教わった勉強法によっても、常にシナリオをアップデートしているつもりでした。
FX勉強会で教わる内容には無駄なものなど一つもありませんし、優劣をつけることは出来ませんが、この「シナリオを立てる」というものを曖昧に捉えてしまっていたことが私の大きな弱点であると気が付きました。
目次
FXはシナリオ立てを甘く見ると一生負け続けます!
私がFX勉強会に入会したころは、シナリオを立てるという言葉に対してとても難しく捉えていました。
うーん、なかなかきちんとしたシナリオが立てられないなぁといった感じで。
結局のところ、今でもあの頃のままで、きちんと「シナリオ立てとは」という事と対峙してこなかったことが自身の成長の大きな妨げであるなと気付いたわけですが。
日々、あくせくあれやこれやともがきながら学習しているわけですが、この先生のブログを再度読み返す事によって物凄く納得できました。
あ、また自分は全然素直に受け取れてなかったと。
シナリオというものは、意識をするかどうかは別としても、まともなシナリオかどうかは別としても、トレードをするたびにみんな必ず立てている筈です。
あれがこうでこれがこうだからと、その人なりに何かしら根拠や理由があって売ったり買ったりしているわけです。
しかしそれは先生の仰るシナリオとはまるで全然違います。
「きちんとシナリオを立てる」「場合によっては立て直すorノートレード」「振り返り今後のシナリオに活かす」というサイクルをガッチリ意識して行動していないと、いつの間にか根拠の薄いバカトレードを量産したり(ポジポジ病)似たような負けパターンをいつまでも繰り返すところから抜け出せなくなります。
FXで勝てるようになるために、立てたシナリオを振り返ることで強化を図るのです!
急激な下降から、下降FE261.8付近で下げ止まり反転しています。
FE261.8付近で下げないことを確認していれば、売ろうとは思いませんが。
1時間足できちんと下降FEを当てずに5分足を頼りに売りのみを考えていたとしたら、上昇しないという情報だけが目につき、反転するという発想や安易な売りを控えるという発想もありません。
これだけ見ると、そんなトレードするわけないよと思いますが、「やらかし」負けトレードというものはどこに根拠や勝ちパターンがあるか解らないようなもので、これと似たり寄ったりだったりします。
私の場合は過去に立てたシナリオを整理することで、上昇や下降の参考フィボナッチエクスパンションを考慮し忘れる事とエリオットカウントを忘れる事と、なんとなく右下がりなので落ちそう(上がりそう)とかいう感覚トレードをしてしまう事の3つが三大死にフラグだとわかりました。
負けトレードを振り返る時に結果に対して検証や反省をすることは悪い事ではありませんが、立てたシナリオを整理して残し、シナリオ自体の誤りを突き詰めないと勝ちトレードにはつながりません。
若しくは、シナリオが不完全・シナリオと合致していない時はエントリーしないという事を徹底しない事には負けトレードは撲滅できません。
そして毎度エントリーしようとする度、自分の死にパターンを呪文のように繰り返し、本当にエントリーするべきかと確認するのです。
現在の相場が勝てるパターンと合致するかどうかを判定すること。それがFXで勝ち続けるシナリオの立て方です。
もう一つ私にとって大事な事。
これは少し角度が違う話になるのですが、今回先生のブログを読み返して一番反省したことなんです。
FXのチャートに向かって「どのようにしたら今日のこの相場で勝てるかなぁ」という感覚で分析やシナリオ立てやトレードをしていたのだと思います。
これって、本当にヤバいですよ。大いなる地雷ですよ。
当然、先生が教えてくださるシナリオの立て方というものは、こんな感覚とはまるで違います。
相場というものは横ばいもありますが、たいていは上行くか下行くかしてるので売るか買うかすれば、上手くいけば儲かります。
しかし、仮に勝てたとしても、そんなものに再現性も無く成長はありません。
自分の中にある引き出し「勝ちパターン」と現在の相場を丁寧に突き合わせ判定し「勝ちパターン合致発生」した時にすかさずエントリーするべきなのです。
それを淡々と繰り返し、ケーススタディや解説動画やブログ等で引き出しをコツコツと増やす。
そんな、先生が最初から仰っていた初歩的なことをモヤモヤと意識しそびれているから、私のトレードも学習もモヤモヤしていたのだなと気付きました。