「FXは学び方が大事です」
これはもちろん、FX勉強会のmilk先生が何度も教えてくださっている言葉です。
私が勉強会に強く注目し入会を決めた動機は、先生のこのような言葉や思想によるところがとても大きかったです。
全然勝てなかった学習したての頃から何度もこの言葉について思考し実践してきたとは思いますが、4月の自身のトレードの振り返りの時、またこの部分について考察する機会がありました。
FXの学び方には、謙虚さも必要です。
勝てる手法を教わっているという前提においての話ですが、トレードで勝てているのは手法が「勝てる手法だから」なのであって、きちんと教わった手法通りに合致していれば勝てるのは当たり前であり、誰でも勝てるという事です。
負けた時は当然負けたトレーダー自身に問題があるわけですが、自身の人間性や知能までもを否定しなくても良いと思っています。(多分)
ただ、何かうっかり等で見落としていないか、素直に手法やチャートと向き合えていないのではないか等々、落ち着いて振り返るべきだと思います。
逆に、ある程度まとまって勝てるようになった時、勝てるパターンが見えてきたり連勝している時こそ注意が必要です。
こちらの記事にもありますが、私もただ勝てばよいというわけでは無く、手法やその思想を素直に学べているかという視点で学習・トレードをしているはずでした。
しかし勝ち始めていた頃から勝ち星が重なってきていた時「勝ちトレードも負けトレードも等しく、手法や思想と合致しているか細かなところまで振り返る」という思いが薄れているのではないかと、とても反省しました。
そういう意味では、あまり勝てずに納得できず、ひたすらにケーススタディ等のトレーニングをしたり、先生や勉強会メンバーのブログを読み漁っている「なんとか勝ちたい」という素直な思いでいる頃の方が、負けないトレーダーへの近道だと思います。
FXの学び方とは、何度も繰り返すことです。
FXトレードを何回も実践しケーススタディ等のトレーニングも幾度となくしているうちに「もうそれは知っている」「もうそれは出来ている」という病に侵されていたようです。
以前のブログに、私はフィボナッチエクスパンションやエリオットカウントをうっかり見過ごす癖があるという内容を書いた事がありますが、4月のトレードの振り返りや近頃の自身のトレードに違和感を感じたこと等によって、過去に読んだ先生のブログや動画などを再々再度読み込んでみました。
そうしたら、大小様々な自身の誤りや理解不足な点などを知ることになるのですが、とても大きなことに気付きました。
私は、このトレードノートというものを書いていなかったのです。
私はトレードやトレーニングの振り返りに書く考察はPC上で書いて残しているのですが、先生の仰っているノートの内容とは趣旨が違います。
このノートだけで私の問題が全て解決するという意味ではありませんが、しかしとても大きい誤りです。
やはり再度一からやり直してみる、初歩に戻ってみるという事はとても大きな気付きが得られると思います。
FXは学び方、そして諦めないことが大切です。
私がFXを始めた頃や勉強し始めた頃は負けトレードばかりでしたが、少しだけ勝てるようになった今、思い切り損失を出したり環境認識がまるで逆をいってたりすると少なからずショックです。
ましてや、自分が得意だと思っていたパターンで予想外の値動きをされて負けた時などは「あれ!?」と心がザワザワします。
しかし上にも書きましたが、勝てない時ほどどうしたものかと解決策を探ります。
客観的にみれば、学習中(特にデモトレード)に思い切り大損失を出したり、次から次へ頑張っても頑張っても上手くいかない経験は貴重なんだと思います。
そんなとき、大事な現金を賭けて調子に乗ってなくて本当に良かったと思いました。
デモトレードでの学習中は、環境認識からエントリー・利確や損切・その他ライフスタイルとFXとの折り合いの全てにおいてのシュミレーションを行っているという観点でみれば、自分独りでは気付けない自分の弱点を露わにする出来事はとても貴重なのだと思います。
本人としては、そんな暢気なきれいごとは言ってられないという事もわかってはいますが。
でも、勉強会に所属する私からしたら、知りたいことや解らない事に対する答えや質問する場所はたくさんあります。
そんな恵まれた環境に居るのだから、あとは諦めずにしぶとくやり続けることが、勝てる・負けないトレーダーの作り方なのです。