
2020年2月の後半から約1ヶ月に渡り2000pipsの特大下落が発生した。
振り返ってみればこの1月間は基本に忠実に行動できたかどうかが大きなテーマだった様に思う。
FXで順張りと逆張りどちらが勝てるのか?
FX手法におけるエントリーは大きく分けて2種類。
トレンドに沿う順張りとトレンドに逆らう逆張り。
そのどちらが勝ちやすいか?
結論から言うと順張りだけしていれば勝てる。
先月発生していた2000pipsの特大下降。
このような相場では売っていれば勝てる。
この期間のエントリー割合は8割順張り2割逆張りだった。
振り返ってみて抱いた感想。
「別に買わなくても良かったなぁ。」
逆張りでも勝てるけどやはりFXは順張り。
確かに所属しているFX勉強会でも逆張り手法は存在する。
フィボナッチエクスパンションを用いて161.8%や261.8%に達したら逆張りすると言うとてもシンプルなもの。
自分自身、数度逆張り買いを行っており、何れも特に大きな含み損を抱えること無くサクッと終えている。
だが近年稀に見る高ボラティリティの中でわざわざ逆張りをする必要があったかどうか?
という事は考えなければならない。
やはり潜在的にはそのまま下げていくリスクもあったわけで。
以前、FXの師にこんな事を言われた。
「トレンドにちゃんと乗れる人が要所要所で逆張りをするのは良い。が、それが出来ない初心者トレーダーに限って数値だけを見て逆張りをしたがる。」
これはつまり逆張りはサブ的な要素であり王道は順張りという事。
トレンドフォローできちんと勝てる技術を持った人が、何らかの事情で入ることが出来なかった。
そんな人がフィボナッチエクスパンションの数値を頼りに逆張りを行うのはアリだと。
言ってしまえば救済措置みたいなものだと。
ここまでの事を踏まえるとやっぱり買わなくても良かったなぁと思う。
FXご祝儀相場こそ順張りポイントの振り返りは大事にすべし。
例に挙げた下降相場では売っていれば勝てる。
普段より勝率が高くなったり獲得pipsが大きくなったりしやすい。
だがご祝儀相場とはエントリーポイントが多少雑でも勝ててしまうのが怖い所。
きちんと押し目を待って・正しいエントリーポイントから・ルール通りに入ることができたか?
と基本に忠実に行動できたかを大切に振り返る。
非常にFXトレーダーとって結果を残しやすい相場だったからこそ地に足を付けた振り返りが必要だと思っている。